34号雑感

今週号を読む前に購入した切手20枚のうち1枚をアンケートで使用しました。もちろん一番おもしろいマンガは「もて王」です。
残り19枚も、すべて「もて王」に費やす所存ですとも。(え? 20週だけ?)


●もて王

待っていました、大亜門先生!!
他の作家なら絶対に手を出さない危険地帯から、(作家)生命を削ってネタをつくりあげるその姿勢、まさにプロの鑑です。
まさに「大亜門先生ッ! あなたの命がけの行動ッ! ぼくは敬意を表するッ!」ですよ。


・表紙

逃げまどう女の子たちの最後尾で悲鳴を上げている娘……、透瑠さんなのかなぁ?
まあ、このシチュエーションで透瑠さんが無力に叫んでいるだけなんてことはありえないわけですが……。


・「異性に好かれたい」 雌雄のある生物にとって それは ごく自然な欲求である

また、露出狂に笑わされました。
孔雀や亀の求愛ディスプレイを歪んだ形で人間に投影したギャグであるというだけでも笑えますが、ヒロイヤルシティの「近年ますます多様化 凶暴化する日本の犯罪」をフラッシュバックさせるなんて、いきなり反則すぎます。


太臓もて王サーガ

太臓の「太」の字が「大+」になっているのがイヤすぎて最高です。
じっくり見ていると、大の字に寝っ転がってアスタリスクゲートを広げている姿に脳内変換されてしまいますよ。


・第1章 ハロー来訪者

いいなぁ、大亜門先生。本当にいいです。
ギャグセンスとセリフ回しの巧みさだけでも好きにならずにはいられない作家さんですが、ジョジョ好き、荒木先生好きという嗜好の一致がさらに好感度を上げてくれます。

「バオー」ネタをジャンプで見るのなんて、「純情パイン」(ISBN:4088731042)に出てきたヘアーサロンの名前以来ですよ。


・とりあえず いちごの真中ぐらいもてたいんでよろしく!!!

飲みかけていたお茶を吹きました。もう大亜門先生のマンガを読んでいるときは飲食禁止です(自分ルール)。

ところで、「よろしく」とは具体的にどういうことなんでしょう?
偶然女の子と二人っきりになったときにカギを壊してドアを開かなくしたり、ブレーカーを落として停電に見せかけたり、水着を盗むサルを飼育したりして協力してほしいということでしょうか?


・何を言う! もて王 真中の後を継ぐのは俺しかいない!

「後を継ぐ」という言葉の前提条件を考えて、じつにいい笑顔がにじみ出てきました。
これで某パンツマンガが34号終了だったら、このギャグの破壊力が3倍増しになっていたでしょうに……。


・腹が減れば子供を絞って血を飲むとか

じつに残念ですよ。これが1988年のジャンプだったら、3ページに渡って克明に描写できたんですけれどねぇ。
(……残念か?)


・にゅうりん

マスコットキャラで小さなお子様のアンケートもガッチリいただきだぜ! と思った私が甘すぎました。
どうして、大亜門先生はネタの一つ一つに怒られる要素をつけるかなぁ。


・で? その魔界のプリンス アシュラマンが人間界に修業にやってきたってわけか?

タイトルがタイトルだけに、「なっ流れる―― 助けて―― サムソンティーチャー!!」をやっちゃうと本気でシャレにならない事態になりそうです。
とくにギャワーとか枕詞につけると、もういいのがれはできません。


・さーて ボイスレコーダー 新聞部に返しに行くか!

大亜門先生の秀逸なセリフ回しが光ります。
セリフがオシャレな分、その影に潜んだ刃の鋭さと毒のキツさが引き立ちますよ。


・そんな下心に追わせる使い方すんだっけか そのことわざ

ああ……、この手のツッコミは、ぜひ透瑠さんの口から聞きたかったです。
それにしても、大亜門先生は本当にいい会話を組み立てますねぇ。


・くォォンにィ血ィはァァ… ぼォくゥ ドライマン…

「やっ やったッ!!」
「さすが大亜門先生! 他の作家にできない事(危険すぎて)を平然とやってのける そこにシビれる! あこがれるゥ!」
大亜門先生の奇妙というか危険な冒険より)


……って、連載早々小学館テレビ朝日を敵に回す肝っ玉にガクガクブルブルです。
呑邪鬼の肝を食らった劉備玄徳でも、これほど大胆不敵な真似はできないと思いますよ。


・空を自由に飛んデ逃ゲタい

怖すぎです。
こんなの町で見かけたら即死イベントかと思うわ!!


・「ったく いかにも更衣室荒らしって顔してんな コイツ」「そうですね 他にも色々な所 あらし回ってきたって顔ですね」「顔?」

色々な所って、ゲームセンターとかゲームセンターとかゲームセンターとか……?
最近(でもないけど)、これを買ったばかりなので、とてもタイムリーなネタでしたよ。


・マンガの奇妙な冒険者!! 大 亜門先生にお便り(ファンレター)を!!

「奇妙な冒険者」って、やっぱり編集部も確信犯的にやっちゃってるんですね。だったら「やり過ぎ」が原因で打ち切りってことは……ないと思いたいです。

……でも、大亜門先生って、自分から進んで地雷源に向かう人だからなぁ。



●ネウロ

・表紙

Xの背後に見え隠れしている文章はなんでしょうか?
「交じわると、最期の時」? それとも「最期の侍」かなぁ。


・登場人物

弥子ちゃんの好物は「蜂蜜入れヨーグルト」。
たしかにおいしいとは思いますが、「入り」ではなく「入れ」なのがすごく気になります。


・☆ありがとう! JC(コミックス)『ネウロ』第1巻大重版出来! 買ってくれた君、目次P(ページ)に隠された『謎』には気づいたかな? 逆さ文字のどこかに…!?

「たけだ」と「しろた」はわかりましたが、一文字だけの「お」がなんなのかさっぱりです。
第1話の犯人(鏡のトリックを使った人)の名前って、「お」さんなんでしょうか?
それとも2巻を揃えると、「わしお」になるのかなぁ。


・誰にでもなれる けどね 俺にだけはなれない 俺は自分の正体(なかみ)がわからないんだ

ルパン三世も、本当の顔は誰も知らないそうですね。



●テニス様

・くそう 皆すまねぇ… 負けちまいましたっ!!

人気投票で?
だとすれば、6位(乾)・18位(海堂)コンビが、27位(向日)・31位(日吉)コンビに負けることはなさそうですね。


・ウルセー 身内の悪口 言ってんじゃねーよ

「おい 乾! お前らが負ける確率教えてやろっか! 100%だぜ!」
「見ろ なっ ビビってるぜ」

身内の悪口はNGでも、敵に対しては容赦しない。ブチャラティ先輩(仮)って、このマンガには珍しいほど首尾一貫したキャラクターですね。


・おお――っ 日吉が最初から演武テニス!? そして… 向日先輩もムーンサルト殺法!!

「やかまし―――っ!!!」
「いきなり何をなさるの?」
「それがわからねー程 あほか お前は」
「おい おいっ おい!!」
「はい?」
「何してんだ? ん? 許斐先生よ」
「何って ムーンサルト殺法」
「それは見ればわかる」
「なんで いきなりブチャ先輩がムーンサルト殺法やってんだ?」
「読者がビックリするだろうと思って」
「たしかにビックリした だけどよ その後 ブチャ先輩の体力が切れて試合に負けるって思わなかったか?」
「うん 今 考えれば確かに
 でも その時は「ああこれでみんなをびっくりさせられる」って思ったらもう 読者のあきれる顔が見たい一心で 他の事はあんまり…」
「こいつ 出立ての芸人か」
「しかも天然系だ」

レベルT(テニス)より)



●ジャガーさん

・おい シミー

「ビリーだ… 二度と間違えるな! 私の名はビリーというんだ! ビニーでもシミーでもない!」
「すまんね」
(ニヤリ! さらにわざと名前を間違えて(ハマーに対する)怒りをさそっているぜ この男………根っからのサディストだぜ)

ジャガーさんの奇妙な冒険より)



●その目の奥に何かが見える

なぜ、もて王サーガの「目」は、タイトルキャラクターを差し置いて(年頃の男性にしか手を出さない)宏海くんなんでしょう?
無敵鉄姫スピンちゃん」の主人公がタイトルキャラのスピンちゃんではなく、ツッコミ天使の透瑠さんだったのと同じように、今回もツッコミ役が主人公を担っているのかなぁ。



●目次コメント

・もう楽しんでいただけるのなら何でもいいです。ギリギリまで戦い抜く覚悟です。よろしくお願いします。 <亜門>

えーと、信者の一人として一言……。
あなたがいつも「ギリギリ」なのは痛いほどわかっています。そんなことより、他の作者とは「ギリギリ」のレベルが明確に違うという事実の方が恐ろしいんですよ。


・最近寝る前になると飼い猫が自分の股間を枕にして寝てくる。お前は孫悟空か――っ! <桂>

いや、星野先生、猫に「タ タタタ…… タマがねえ……!! チ チンも…………」とかいうコメントを期待するのは酷というものですよ。


・ボンジュール! 初めまして服部です! 音楽とサッカーを愛する僕に、カッコイイあだ名を考えて下さい! <服部>

そんなの忍者ハットトリッ君でいいんじゃないですか(安易な上に呼びにくい)。



●パンツ100%

・一応自分なりに考えあるんだ 迷惑かけねーから ちょっとだけ やりたいことやっていいかな…

ということで……。

33号雑感


みえるひと

……また、霊が出てくるマンガが増えた。
幽霊退治ものばかりが目立つジャンプで、あえてこのジャンルを増やす理由がちょっとわかりません。
せめて、ジャガーさん(ガンニョムのコスプレおじさんの霊)やテニス様(サムライの霊)くらいオリジナリティ溢れる霊を出してくれることを期待したいところです。


・やさしくておかしな―… 幽霊が見える人のお話

「霊が見える奴に悪い奴はいねえ」ってことですね。
いきなり、すごく不吉なセリフから始まっちゃったなぁ。


・ふふ――― でも 姫乃なら10回くらいあるかもね 姫乃のまわりでは――不思議なことが起きるようにできてるから

えーと、まさかすでに10回しか連載が続かない予定でいるわけじゃないですよね?


・うはははは そーかあ!!! キミが桶川姫乃か!! 今日ウチに新しく入ってくる!!!

「うっ!」
「どうしたっ 高野!」
「あの案内屋よ…
 もう日が暮れてるってのに… まだグラサン付けてるぜっ! みえるのかな〜?」
「あ、ほんとだ ばっかじゃねえか…」

どうしても日没後のサングラス姿を見る度に、この会話がフラッシュバックしてしまいます。



●ワンピース

・「! 何だ この硬さ」「妙な体技を使うと言ったろ!!」

いや、いくらなんでも「体がすごく硬くなる」というのは「体技」の範疇に入らないように思うんですけど……。


・「“八輪咲き(オーチョフルール)”「クラッチ」!!!」「ぎゃあ!!」「ウソップ!!!」

え? あれ? 誤植ですか?
クラッチをくらっているのはウソップじゃなくって、そげキングですよ。



●ブリーチ

えーと、この展開は本当にアリなんでしょうか? なんていうか、すごくガッカリです。

あれだけ伏線を張りまくった「宿敵」グランドフィッシャーが、後付け設定みたいな登場をした親父に瞬殺されてしまうと、物語としてなにを描きたいのかがまったくわからなくなります。
(答え:オサレなキャラクターとオサレな戦闘)



ウルトラジャンプ 8月特大号 7/19(火)発売!

もちろん、SBRのために買いましたとも。別バージョンカバーもいい感じです。


ところでこの広告ページに載っている「豪華連載陣」の筆頭に萩原一至先生の名前があるのは、ずいぶんと手の込んだ冗談ですね。



●リボーン

・やるならフェアにスポーツで勝負してやる 3対3のスイム勝負!! 敗者は勝者の下僕となるんだ

すごいジャイアニズム。こんなに不公平な「フェア」は聞いたことがありません。
あの男塾でも自分ルールで戦う敵キャラは、主人公側に「見事受けてみるか!?」とか訊ねて選択権を与えるのに……。



●ネウロ

・登場人物

弥子ちゃんの好物はしゃぶしゃぶ。タレはポン酢と胡麻ダレを1対1で混ぜたものだそうです。
私はポン酢が苦手なのでしゃぶしゃぶはもっぱら胡麻ダレ専門ですが、混ぜるという発想はなかったですね。だまされたと思って一度試してみようかな。


・未知を表すXと 不可視(インビジブル)を表すI

実際、レントゲンにも使われるX線の「X」は、既存の知識では説明できない未知のものという意味で与えられた名前だそうですね。
なお、このエピソードの詳細については、そのものズバリ『未知のX』が参考になります。


・略して怪盗“X(サイ)”!!

松井先生って、許斐先生や荒木先生にも比肩しうる「天才」なんじゃないかと感じていましたが、このコマでそれが確信に変わりました。

やっぱり、ドーピング・コンソメ・スープはけっしてまぐれの産物ではなかったんですね。



赤マルジャンプ2005SUMMER 8月16日(火)発売!!

武装錬金ファイナル

「練金の戦士、赤マルに帰還せり」って、いくらなんでも「練金」はないでしょう。
ジャンプは、まだ和月先生をいじめたりないとでもいうのでしょうか。



こち亀

もう、こち亀は東京から舞台を移すな!


・「でけぇ!」「父の書斎ですわ」

なぜ書斎に、「ファーザーズリビングルーム」なんて看板をつけますか。


ところで、もう何年も気になっていることですが、こち亀に出てくる「女性らしい(と設定されている)女性」は判で押したように「〜ですわ」という語尾をつけて喋るんですよね。
私だけが感じていることかもしれませんが、この不自然きわまりない喋り方には「あざとさ」を演出しようとする秋本先生の狙いと、その狙いも満足に果たせない稚拙なキャラクター造型が現われているようで二重に不快です。



ミスフル

・「おい…見ろよあいつ あの本数を軽々と…!」「何てパワーだ!!」

素振りは5本でやっていたのに放り投げたバットが10本に増えているのは、なにかのトリックでしょうか?



●じゃんぷる

じゃんぷる4巻感謝祭

萩市・ヒカルの午後さんのハガキには、どうやら書き間違いがあるようですね。
「ドキドキ」じゃなくて、「ムカムカ」でしょう?



●モテすぎだぜ!! この究極のラインナップ〜精鋭たち〜!!

ついに、来週号から大亜門先生の「太臓もて王サーガ」が始まります。
田中さん、50円切手は何枚買いましたか? 私は20枚(1000円分)用意しましたよ。

31号雑感

今週の感想は遅れた上に短めです。
やっぱり、パンツが普通のマンガになっちゃうと感想が書きにくいなぁ。


●アイシールド

・「うお マジだ!」「スゲー良く気づいたな!」「バカ言うな大声で 西部の連中に気づかれんだろ」

わかりやすい説明でキックの力を表現した上、それをギャグにつなげるというムダの無さに感服しました。
さらに、狙ったギャグでここまで笑わせることができるとは、稲垣先生+村田先生のセンスはオールマイティに優れていますね。
(もちろん、ギャグ単体を比較してみれば、計算不能な爆発力を持つ許斐先生のような真性の作家にはとてもかないませんが……)


……それにしても、泥門の偏差値っていくつくらいなんだろう。



●タカヤ

・こいつから発射されるこの鉄球をォ!! よけるでもいい!! うけとめるでもいい!! ここから足を動かさずに1分間しのげれば それで この授業は終了だ!!

いやいや、そんな特訓だと、ディフェンスの前に支配眼(グラスパーアイ)に目覚めちゃいますよ。



●デスノート

・おっ シドウが始動したぞ 見つけたのか…

とある夫婦の会話。
母:「お父さん見て見て、「シドウが始動」ですって!」
父:「シドウが始動か、こりゃおかしい! ワハハハハ……」ぱんぱんぱんぱん
母:「あははははははは!!」
母:「シドウと始動とをかけてるのね、お父さん!」ヒー
父:「シャレなんだよ、母さん、シャレ!」
母:「シ、シドウが始動ください」
父:ぷ「ワハハハハハハハハハ」


・「ヒュー」「ストン」

こっ、これは幻といわれた宴会芸、「ホイットニー・ヒューストンのものまね」じゃないですか!!(おそらく、これを読んでいる98%の人に通じないネタ)

ガモウ先生って、岡野剛先生と仲がいいのかなぁ。



●ネウロ

コミックス1巻は発売日当日にゲットできました。
書店に1冊しか置かれていなかったのは入荷数がすくなかったのか、大人気で売り切れ直前だったのか……。
いずれにしても長く続いてもらいたい作品なので、Amazonでも売り上げが好調なのは朗報です。


・登場人物

弥子ちゃんの好物は流しソーメン。
5ミリぐらいある太いソーメンだったら、食べごたえも充分でしょうね。


・魔界777ツ道具 毒入り消毒液(イビルキャンセラー)…

「消毒液」で姿を見えなくするという発想に驚かされました。
まあ、名作アニメ「トムとジェリー」ではジェリーが「強力インク消し」や「クレンジングクリーム」で姿を消してしまうわけですから、消毒液くらい許容範囲なのかもしれませんが。



●テニス様

・Genius275 読めない男

このサブタイトルって、マンガのキャラクターなんかよりも、許斐先生自身にこそ相応しいと思います。


・急に心の中が読めなく……… ドッ

このリターンエースの球、ネットをすり抜けているような……。
まさか、忍足の能力とはボールを瞬間移動させることだとでもいうのか!?


・かなわんなぁ 桃城…

たぶん、ネイティブなら「かなんなぁ」と発音すると思うのですが、大阪弁については、沖縄弁のように方言指導は受けなかったのかなぁ?



●ユート

・こんなきっかけはどうでしょう? このレースで雄斗君が透に勝てたら腹をくくって雄斗君の後押しをするというのは――――

某国民的アニメのガキ大将を彷彿させるほど、ものすごいジャイアニズムを感じるセリフです。
「雄斗君のスケートに反対しているわけじゃないんだわ むしろ自慢にされている節もある」というセリフとか、何度お父さんの言動を読み返しても納得できないんですが、この監督の目にはそれが見えないんでしょうね。


結論:どうして、このマンガには自分中心天動説の人間ばかりが出てくるんだ?

30号雑感


今週は、古本屋で買い漁った「3年奇面組」とか「超弩級戦士ジャスティス」とか「心理捜査官草薙葵」とかに夢中でジャンプ感想を書くのを忘れていました。

ところでネタを集めるつもりで再読した草薙葵に対して、「あれ? 思っていたより普通におもしろいマンガだなぁ」と感じてしまったことに、私はすくなからずショックを受けています。
なんの影響かはわかりませんが、私はマンガに対する「許容範囲」とでもいうべき感覚が大きく狂わされているようです。



●ワンピース

・“フランキ〜〜〜〜”“無敵(インビジブル)”!!!

> 通称 アライ・猪狩状態
> 驚いたことに
> 1974年にこの状態が登場して以来
> 一人として完璧に打破した者はいない

そりゃあ、ネロが絶句するのも無理はありませんね。



●アイシールド

・「栗田さんのバックにオーラみたいのが…」「そうか! 黄金トリオの復活でオーラをまとったってわけだな!?」「いや ただの湯気」

鈴音嬢ってリアリスト(リアリステス?)ですねぇ。
冷静なツッコミは認めますが、あまり固定観念に縛られるのも危険ですよ。なんといっても、同じ雑誌にはテニスの試合でオーラをまとうような中学生の活躍も描かれているんですからね。


・鬼兵がそう言うてるいう事は… はずれるな! 今までの経験からし

みんなわかっていて、あえていわなかったことなのに……。
子供って残酷です。



●出張版 いちご注意報!!

> 中学時代の甘酸っぱさをもう一度! 7月からのネット局拡大放送の詳細が決定
> 放送時間をもらさず確認! TVアニメ『いちご100%』拡大放送局リスト

本当に「注意報」だ……。
というよりも警報レベルの話でしょう、これは。この日、この時間、このチャンネルをつけるととんでもないことになりますよという予報以外のなにものでもありません。



●切法師

・よいか倫太郎 気をつけろ! この軽邏っちゅう鬼はな… 一匹ではさしたる力もない弱い鬼じゃが もとが兵隊だっただけに… 徒党を組んで現われた時は陣形を組んで思わぬ手強い攻め方をしてくる時がある!

この近距離戦で、弓兵ユニットを真ん中に置いて突っ込ませるというのはたしかに(手強いかどうかは別にして)「思わぬ攻め方」でした。

しかしこれを単なる奇策と片付けてしまうのは早計かもしれません。なんといっても、『鎧伝サムライトルーパー』において羽柴当麻くん(IQ250)もよくやった戦法ですからね。



●デスノート

・大丈夫だ 彼はイサク=ガザンというアラブの一大使としても12年間 私と親交がある

なるほど、裏の顔を隠すための表の顔というやつですね。
「幻惑のセルバンテス」がオイルダラーとしての顔を持っているのと同じだといえばわかりやすいかと思われます(わかりやすいか?)。


・しかし この頃毎日の様に外の空気を吸いに… 極力外に出るなと言ったのは月くんだぞ

どうもアメリカに来て以来、伊出さんのデザインが変わってきているような気がします。
このコマの伊出さんを金髪に染めて、額に「米」を書き足したくなったのは私だけでしょうか?


・これで必ずノートを取り返す!

大統領に忠実な部隊を借りて使っているんですから、仮にノートを奪い返せたとしても、二代目Lのところではなく、大統領の元に届くのではないかと思うんですけどね。
それとも、ノートを奪い返した隊長を自前のノートで操るつもりでしたか?



●テニス様

・もはや青春学園は関東大会初戦で戦った相手では無い 実力は五分と五分 だが勝利を掴むのは 我 氷帝学園

えーと、こういうセリフって、普通、勝った方がいうものですよね。
なんだかこの先生は、負けた試合を素で「なかったこと」にしてしまってそうな怖さがあります。



●銀魂

・第七十五訓 似てる二人は喧嘩する

このサブタイトルを見て、頭の中に「Trust You Forever」が流れた人がいれば、ぜひ友達になってください。



●ネウロ

・登場人物

弥子ちゃんの好物は野菜サラダのポテチのせ。
……ポテトチップスをポテチと略すようになったのは何年くらい前なんでしょう?
やっぱり、カウチポテト(死語)と時期を同じくしているのかなぁ。
(ロサンゼルス・タイムスにて1979年に使われたのが初出だそうですが)


・「赤い箱」

草薙杏ちゃん入りの段ボールとか、輪切りソルベのホルマリン漬けとか、もしかするとジャンプの編集部には、こういう悪趣味な箱詰めの伝統を守ろうとする流れでもあるのでしょうか?


・こいつ… ヤバいなんてもんじゃないっスね 先輩… ……先輩?

笹塚刑事の意味ありげな沈黙が気になるところです。
かつて妹を箱詰めされたとかいう展開になれば、いよいよ松井先生の草薙葵リスペクトは隠しきれなくなりますね。



ミスフル

・テーマ アインシュタイン特殊相対性理論についての考察および論文発表

ローレンツ短縮の式に出てくる(5)の意味がわからなかったのですが、もしかすると、こちらのページをそのまま書き写しただけなんでしょうか?


あと「宇宙空間に静止しているエーテル」とか「光より速く運動する物体の質量は増加する」とか、話題が100年は遅れていますよ。
正確な科学知識もない人が背伸びをするとみっともないことになるという典型ですね。



●パンツ100%

・「……ってなんで!! 青都大の受験前日にそんなこと言うんだよ!!!」「ばちが当たればいいと思ったんだよ!」

この一言で、南の評価は連日ストップ高です。
バチとかじゃなく直径250kmくらいの隕石が当たって、後にはクレーターしか残らないという展開でもOKですよ。



●遊びに勉強に何でもやるなら徹底笛 リズムに乗れば心ウキウキGOODSプレゼント!! 当選者発表

ジャガーさんの横で笛吹き男のイラストを入れるというのは、なにかのテコ入れですか?



●ジャガーさん

・な…何だこりゃあ!? 黒くて暑苦しくてインチキくさいこのハマーとかいう奴が何人も…!!

初見でこれだけいわれるっていうのも、ある意味すごいと思います。
とりあえずあのモコモコジャケットさえ脱げば、黒くて暑苦しい部分はなくせるかもしれませんが、インチキくさいのを隠すのは不可能なんでしょうね。


・フフ… ムダだ! その糸はNASAが開発した特殊な糸で…

この「NASA」ってところに限りないインチキくささを感じました。
NASAが開発って、「リンかけ」に出てきたアポロエクササイザー以来のインチキくささですよ。



●目次コメント

・JUMP TOPICS CALENDER

> 7月1日(金)
> 「BLACK CAT ドラマCD2」発売

……そういや、買ってたっけ。
まだ聞いてなかったなぁ。

29号雑感


●ワンピース

・よし じゃあ おれ達がぶつかる寸前で解体してやる!!

これ、絶対こっちの方が盛り上がったと思います。
ゾロが海列車を斬るくらいのことができるのはわかってますから、フランキー一味や船大工の面々にも活躍の場を与えてあげてくださいよ。


・追わねば!! “海列車”を!!! 護送すべき罪人が もし再び世に解き放たれる様な事になったら!! どれほどの民間人の血が!!! 涙が流れるというのか!!! この不平等な浮世にも差しのべられる正義はあると!!! 示すのだ!!! たとえ この荒波にこの手が!! 足が!!! もがれようとも!!! 罪なき市民の明日は必ず 私が守る!!!!

Tボーン大佐、カッコよすぎます。
海賊というアウトローを主人公に置いた作品で、これほど重くてまっすぐな正義を背負った人が登場するとは思いませんでした。

……ああ、それなのに……。
こんなに魅力的なキャラを、どうしてこんな風に使い捨てるのかなぁ。


・“三刀流”“牛鬼勇爪”!!!!

……なんだかなぁ。
鉄を斬れるようになってからというもの、ゾロの必殺技が本っ当に盛り上がりません。
べつに「技の名前を叫べば見開きで敵がフッ飛ぶ」というワンパターンに文句をいうつもりはないんですよ。なんといっても、これは『リングにかけろ』時代から培われてきたジャンプの伝統ですからね。

でも、このネーミングセンスだけは、本気でどうにかしてほしいもらいたいものです。
名前だけ見ても、どの技がどれくらい強いのかがさっぱり伝わってこない上、一貫性のないダジャレが盛り上がった気持ちを的確に冷ましてくれるため、全然作品に没頭できません。

そもそも、必要もないのにどんどん必殺技を増やしていくということが、技や奥義という言葉を使い捨てにしているみたいで大変興ざめです。



●アイシールド

ムサシ復活!! でも、予想していたほどは私の中で盛り上がりませんでした。
ちょっとあざといシーンとご都合主義っぽい流れが鼻についたのが敗因でしょうか。
充分、及第点以上のおもしろさは味わえたんですけれどね。


・楽だから病院でサボってただけだ

うーん、微妙
やっぱり、コミックス売り払わなくっちゃいけないのかなぁ。
(いや、セリフのスタンスがX仮面とは180度違いますってば)


・絶対ブロックしよ…!

じつにもったいない。このセリフは、ラインマンであり、「仲間(兄弟?)」を大切にする十文字がいうべきだったと思います。
「ギャグにもなってないし…!」というセリフと表情に真剣味が足りないのも気になりますし、やはり、たとえ主人公の見せ場を削ってでも、三兄弟の長兄としてのキャラを怖くて真剣なセリフで深めるべき場面だったんじゃないでしょうか。



●ネウロ

・☆JC『ネウロ』第1巻7/4(月)発売! ネウロ弥子P(プロフィール)・DCSレシピ等オマケ満載!!

先週号にも掲載されていました(utsuさん、情報ありがとうございます)が、今週号にもDCSの文字が。
やはり、編集部内でもDCSはネウロの切り札として、認知されているようですね。


・登場人物

弥子ちゃんの好物は輪切り冷凍バナナ。
そういえば、冷凍バナナなんてひさしく食べていないなぁ。
ちなみに、私は冷凍ミカンなるものを食べた記憶がありません。週一回、給食にポンジュースがついてくるようなところで育ったんですけれどね(たぶん、こんなことをしている都道府県って日本に一つしかないんだろうなぁ)。


・材料となる情報さえあれば… 俺の「眼」は完璧な真実を造り出せる!!

うわー、行方(なめかた)先輩の行く末を見た思いです。
人物の大きさがまるで違ってたり、影の向きもデタラメな合成写真だったら、まだかわいげがあるんですけれどね。



●切法師

・土の法術で手ぬぐいと お主の弟の間に引力を発生させたのだ

他の術は火術(かじゅつ)とか風術(ふうじゅつ)とかいってるのに、なぜ土だけ「土の法術」なんでしょう? 土術(どじゅつ)でいいと思うんですけれどね。
子供の頃「刑事コロンボ」が好きだったせいか、こまかいことが気になると夜も眠れません。



●デスノート

・あとは ニアが絞り込むより先にスナイダーの居場所を突き止められれば…

え? あれ? あれれ?
もう名前わかってるんですか? だったら、ミサミサの「目」なんかいらないじゃないですか。



●カイン

・★一人っきりで緑豊かな一軒家に住まう内水融先生の作品が読めるのは週刊少年ジャンプだけ!!

マンガの方は完全に空気なので柱くらいしか読んでませんが、「一人っきりで緑豊かな一軒家に住まう」という形容詞にはちょっと涙を誘われました。
これが、噂に聞いた作家いじめってやつか……。



●銀魂

よく、こんなネタが少年誌に載せられたものです。
やっぱり、キャバクラ好きの編集長の鶴の一声があったのでしょうか?


・じゃあ 乳ならどうじゃあああ!!

なんでも、こういうお店でマナーが悪い客の職業の上位には「警察官、教師、医者」が並ぶそうです。やっぱり、普段、職場で品行方正を強いられている分、ストレスが貯まっているんでしょうね。
だからといって、マナーやルールを守らないいいわけにはなりませんが……。


・フハハハ てめーはドンペリなんざ 滅多に頼んだことねーからしらねーだろ! アレ マジでホント高けーんだぞ! ダース単位で買ってたら金なんてスグなくなる

荒木先生の家には常備しているみたいですけどね。



●ムヒョ×ロージー

・対霊戦用の目くらましだけど 少しは足留めできるはず

20年ぶりの映画化で世間を賑わせている「Zガンダム」ですが、私が一番気になっているのは「ジェリド中尉、今度はちゃんと『目くらまし』っていわせてもらえたのかなぁ」ということだったりします。
(マンガの感想を書けよ)



●パンツ100%

・すぐに気付かなくてゴメンな〜っ で アレ一体いつ入れたの?

貴様が天下の往来で暴発しているときだよ。


・テメエといると不吉なんだよ! 落ちるなら一人で落ちろ!!

そこだ! やれっ!!
顔を土足で踏みにじるのもいいけど、確実にやるなら、欄干をつかんでいる手が狙い目だ!



●ハンター

・アカズか……

さすがは王。ジェリド中尉の失敗にもきちんと学んでいます。


・何だ? あの時代錯誤まるで隠さねースタイルはよ!?

思い出したようにヒップホップ調で喋り出したメレオロン。
でも、この雑誌でヒップホップは鬼門ですよ。語尾にYOとかつけるようになったら、セロハンテープ以下にランキングされかねませんからね。



こち亀

・「もしもロボットの小説を夏目漱石が書いたらどうする?」「そんなの書かないわよ」

べつに漱石でなくても、ロボットが出てくる名作はいっぱいありますよ。
すくなくとも、ロボットという名称を最初に生み出したカレル・チャペックの「R.U.R」は一度読むべき名作だと思いますし、アイザック・アシモフのロボットものは基本的に外れがないと思っています(まあ、私はアシモフ万歳主義なので多少の色眼鏡はかかっているでしょうが)。


なお、ロボットが出てくる出てこないに関係なく、私がこれまで読んだあらゆる小説の中で一番おもしろかった作品はアシモフの「ロボットと帝国」(ISBN:4150112541)です。
予備知識なしでもすばらしい作品ですがシリーズの「鋼鉄都市」(ISBN:4150103364)、「はだかの太陽」(ISBN:4150105588)、「夜明けのロボット」(ISBN:4150110638)を先に読んでおくと、作品のおもしろさがケタ違いになることでしょう。
アシモフファンが一人でも増えることを願いつつ……)


・痴漢が出るとか騒いで女性専用車輌までつくらせておいてだな! 何であんな派手な格好してんだ!

「大人と子供」という話の筋からは大幅に脱線したように思えてなりませんが、両さんの言葉には共感します。
そりゃあ、私も男ですから「派手な格好」が大好きです嫌いとはいいませんが、それでも「おあずけ」状態を強いられるのは、多少なりとも苦痛を伴いますからね。



●目次コメント

・秋本先生に両さんリューク、中川月(ライト)、麗子ミサのイラスト入りJCを戴きました。感激! <健>

……かなり真剣に見たくないです。
これ、デスノートの帯とかについたら、間違いなくそこだけ燃やしますよ。


・仕事中のコップをワイングラスに変えました。ちょっとゴージャス☆ 中身はジュースだけど <桂>

まさか、ワイン・ロックを気取っているつもりですか?


・いちごC(カプセル)フィギュアを頂いた。あの出来で200円はマジお得!? フィギュアって奥深い… <水希>

リアルなJ平のフィギュアがあるなら、サンドバッグやダーツの的やワラ人形代わりに使ってみたいものですが……。
いずれにしても、200円を払ってまで不快な思いをしたいなんて奇特な人がいるとは思えないんですけれどね。

28号雑感

ミスフル

・第三の秘球 “天竜

えーと、これって室戸学習塾の方の犬飼くんの秘球ですよね?

まさか、ここまで計算して「犬飼」のネーミングをしていたとは、鈴木先生も底の知れないお方です。


ところで、このマンガってもう4周年なんですか?
個人的な見解ですが、これといった魅力もオリジナリティーも感じさせないキャラクターが、他のマンガから拝借したアイデアを元に、どこかで見たような展開を繰り広げるだけの作品が生き馬の目を抜くジャンプ誌上でこんなに長く続くなんてなにかが間違っているとしか思えません。
ところで全然関係ない話ですが、185話って、聖典黒猫の最終回と同じ話数ですね。



●アイシールド

・今ちょうどお父さんの回復術をやってたとこよ

「やっぱ何かおかしくないですかココ… 回復に「術」とかついてるのが すごい気になるんですけど…」
「フフ… そりゃ気にしすぎだよムサシ! 「ヒップホップ術」にだって術がつくだろ?」
「ごはっ つくけど… つくから何!? よけい怖いよ なんか――」


あらためてコミックスを読み返してみると、フナムシさんってかなり早くから登場していたんですね。


・いちいち来んじゃねぇ! こんなもん買う金どこにあった

「チェスをして 勝ったんだよ ……とうさ…」
「だったらその金で酒を勝ってこいってんだよォ――――ッ! マヌケがァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!
 酒こそ薬さ! こいつをたたき売って酒買ってこいィーッ 今すぐだァー!!」


……って、こんな親父なら、なんの後腐れもなく「地獄に落としてやる」ことができたんでしょうけど。
(そして、ドラマもなにもぶち壊しになると)


・誰が死に損ないの老体だって? 笑わせんな くそがき!!

石を握り込んで殴るだなんて、あのクリーンファイトで名を馳せたムサシのお父さんとも思えない残虐プレイに血の気が引きました。
いったいどうしてしまったんでしょう? 超人パルテノンの影で黒く染まってしまったとでもいうのでしょうか?



●ボーボボ

・ギョラシールド22

魚雷先生にツッコミを入れるのがいかに命知らずな行為かは重々承知していますが、本当に「ギョラ」ってフレーズはどんな言葉とも噛み合わないなぁと思わされました。
これほどダジャレが作りにくいフレーズはそうそうあるもんじゃないですよ。


・物体X!? 何それ怖いよ!! いらないよ

怖くていらない「X」といえば……、これのことかなぁ。



●ジャンプヒーローズ 6月30日[木]発売!!

カードの「孫 悟空」が、なんだかニヤケ顔っぽくてイヤな感じです。
あと、遊戯くんは、相変らずムダ毛を処理し忘れたみたいなポーズを欠かさないんですね。



●ラジコンハイパー Vol.41

・緊急発表!! ロックミュージカル『BLEACH』 追加講演決定!!

これまで完全に見落としていましたが、こんな企画があったんですか。
それにしてもジャンプに降臨したロックの神を差し置いてロックミュージカルをやろうだなんて、久保先生の怖いもの知らずっぷりには驚かされます。

ステージに謎の集団が乱入して、出演者をスタンガンダンスで演出するなんて事件が起こらないよう警備には万全を期してください。



●切法師

・しかし… 田留馬殿の強さも優しさも あの母上の教えのたまもの… 親の教えとはありがたいものだ… ……? 大先生も あんな気持ちで私を育ててくださったのかな…

倫太郎の純真な気持ちと、そんな風に育てた大先生のすばらしさが伝わってくるいいセリフでした。
本当に、この作品は読んでいて気持ちがいいです。


……ところで大先生に「おおせんせい」というフリガナがかならず付いて回るのは、大亜門先生に対する嫌がらせかなにかですか?



●デスノート

松田桃太 捜査本部にいる私の部下だ しかし彼では全く役に立たない

ベランダでの逆立ちテレビ出演に続く松田さんのファインプレー。
もちろん、目立たないながらも「ああ、コイツだったら切り捨ててもいいな」と瞬時に判断した夜神次長のアシストも見逃せません。


(´-`).。oO(夜神次長、決断が早すぎます……)



●テニス様

・『百錬自得の極み』 無我の爆発的に溢れるパワーを左腕一本に集める事により 威力・回転等を倍返しで返球でき 更に副作用の疲労も最小限に抑えられる

なるほど、「滝沢全力上半身」みたいなもんですね。


・さあ行くぞ樺地 決戦だ!!

このコマ、右端の忍足くんの頭の上に心霊写真が見えるんですけど、私の目の錯覚ですか?



●ち

イノセンスが彼を殺そうとしている!?

キリスト教をモチーフにした神なら、これくらいのこと朝飯前でしょうね。
初めて旧約聖書出エジプト記「十の災い」を知ったときには、畏敬を超えて恐怖しか感じませんでしたよ。
とくに、10番目の「人間から家畜に至るまで、エジプトのすべての初子を殺して回った」とされる過越(すぎこし)には、「それは神のすることじゃないだろう」と思わされました。



●ハンター

・この能力を使えば 敵に全く気づかれずに近付き 攻撃できる!!

心を読むことができるっぽい護衛団のシャウアプフなら、そこに存在している「敵意」に気づくんじゃないかなぁとも思いますが、はてさてどうなることやら。


・確かめてみればいいよ

あれ、レオリオが値切ってくれたビートル07型の携帯はどうしたんでしょう?



●ネウロ

・☆こっちもNEWS! JC第1巻、7月4日(月)発売決定!!

ついにネウロのコミックス登場!

ところで、この第1巻に読み切り2本が掲載されるとすれば、第6話のDCS(←なんの略かわからない人はモグリです)まで入らなくなる可能性もあるわけですが、はたして集英社の選択はいかに?
読み切りを切って第1巻で大爆発させるのか、それとも隠し玉は2巻に取っておくのか……。いずれにしても7月4日が楽しみです。


・登場人物

弥子ちゃんの好物は「牛丼ツユ切り生玉子&納豆かけ。もずくも付けて」。

「ツユ切り」とか「ツユだく」に関するコメントはこちらに書いてありますので割愛させていただきます。


ところで「タマゴ」という言葉は「玉子」と書かれたり「卵」と書かれたりしていますが、昔、近所の店で見かけた「卵子あります」という貼り紙には10秒ほど時を止められました。
(そりゃあ、鶏卵がニワトリの卵子であることに間違いはないわけですが……)


・サイン… サ… サイン…

おおっ! アイシールドでおなじみ、パワフル語の使い手がこんなところにも!
「先日、あなたの活躍をテレビで拝見いたしました。世界的歌姫の完全犯罪を暴いた見事な推理には深く感銘を受けたものです。あのようなシャーロック・ホームズの再来ともいうべき名探偵と学舎を同じくしていたとは、私、僥倖という言葉の意味を初めて知った思いです。つきましては、まことに不躾なお願いですがこのシャツにサインをしていただけないでしょうか?」とかいう意味なんですね。


・使える人間を増やしておいて… 任せられる仕事はどんどんやらせるべきなのだ

アシスタントスタッフによる分業制度がきっちり構築されている(と思われる)マンガ家だからこそ、こういったセリフも自然に書けるんでしょうけど、これがなかなか難しいんですよね。誰しも、他人に指示するくらいなら自分でやった方が早いと思ってしまうものですし。

スタッフを信頼できるレベルまで育て上げることも、一つ一つの仕事に対して的確な指示を出すことも、事後のフォローを入れることも、普通に一人で仕事をこなすことより何倍も難しいことだと思います。



●パンツ100%

・君の中の真中を消せたらって思って…

だったら、そんな間接的な手段に訴えるの早めましょうよ。
手っ取り早く、鈍器とか刃物とか飛び道具とか用意して、当人を地球上から消すべきです。

25号雑感

何事もなかったかのように、平然と過去ジャンプの感想など。
25号が発売された週の水曜日にアップした文章だと思って読んでください。


●ワンピース

・敵に回すと恐ろしいが… 味方となるとこれ以上頼もしい奴らはいねェな!!!

男塾チックな発言にちょっと口元が緩みました。
「敵として登場したキャラが味方になった場合、初戦こそ圧倒的な強さを見せつけてくれるものの、二戦目以降は噛ませ犬要員になってしまう」というのはジャンプマンガの黄金パターンですが、さすがに主人公とその相棒ならその心配はなさそうですね。
(某ニンジャマスター・ガラ様の「俺ってこんなに弱かったかぁ?」という叫びには涙を誘われたものです)


・私の名は“そげキング”!!!!

そげ……キング? 脊髄反射で判明しそうな正体なんかよりも、そのネーミングの方がよっぽど謎なんですけど……。

実際、私は「そげ」ってなんだろうと二日ほど悩まされました。
ゲソ(イカの下足)をひっくり返したもの? マスクのデザインがイカの足っぽく見えなくもないけど……などと考えながら入浴していると、突然、脳裏に「そげ+キング」じゃなくって「そげき(狙撃)+キング」だと天啓が走ったのです。
思わず、「エウレカ!!」とか叫んで風呂から飛び出しそうになりましたよ。



●ボーボボ

・「オレを食えると思うなよ ところてん」「あいにく 食べ盛りでね」

いいなぁ。私はこういう「バカバカしいことをやりすぎだってくらい真剣に演出するパターン」にすごく弱いです。
ギャグとシリアスの境界で照れたり斜に構えることなく真剣に作品を提供する姿勢が琴線に触れるのでしょうか? 島本和彦先生の一連のマンガとか『Gガンダム』の石破天驚拳とか『仮面ライダー響鬼』の十六之巻で出てきた音撃斬・雷電激震とかもう最高です。


ところで、赤マルジャンプ2005年春号に掲載された神海英雄先生の『Heart Catcher(ハートキャッチャー)』は、こんな私のツボを突きまくる名作でした。
この作品自体は完結していて続編が描けるようなものではありませんが、神海先生がこういうスタンスの作品を得手とするなら、ぜひ本誌で別の作品を連載をしていただきたいものです。
(2004年夏号の『アンサンブル』は似たようなテーマを扱っていてもちょっと直球すぎるような気がしたものです。果たして、神海先生の得意球はどちらなのか)



●テニス様

・S2(シングルスツー)はダブルスP(プレイヤー)菊丸が前代未聞 一人でダブルスをやり 裏手使いの甲斐との接戦に終止符を打った

23号と24号を読んでいないにも関わらず、この文章だけで試合内容を理解できた方がいらっしゃるなら、その人は一周回ってしまった天才か、地球人とは違う思考体系を持ったエイリアンだと思います。

……ああ、許斐先生はどこまで行ってしまわれたんでしょうか?


・木手永四郎… この沖縄比嘉中を初の全国へ導いた立役者だ 部員からの信頼も厚い 九州地区大会では各校のエースの息の根を悉く止めてきた

「各校のエースの息の根を悉く止めてきた」というのは、たぶん比喩でもなんでもなく、実際にやってきたことなんでしょうね。
「無我の境地」を使いこなすといわれる九州の千歳くんがこの大会に出場しないとすれば、たぶん、この「殺し屋」に抹殺されたと思って間違いはありません。



●ネウロ

・登場人物

弥子ちゃんの好物は抹茶ミルクの缶ジュース。
以前、抹茶クリームあんみつが好きとの話もありましたので、抹茶全般が好きなのかもしれません。

私は抹茶がちょっと苦手でお茶といえば玄米茶が好みなのですが、玄米茶ミルクとか玄米茶クリームあんみつとかを出されたら、たぶん泣くか怒るかリアクションに困ると思います。


・俺 発見したんだ 人間ってね こうやって強く何かに締め上げられると 気持ちよくってとっても頭が冴えてくるんだ

あれ、これは麻酔でしょ? 頭が冴える前に意識が遠のきますよ。


・この手のは早目に黙らした方がいい あんま言わしとくと被害者にアレだから

……これ、実際にやってみたいと考える警察官は多そうだなぁ。
絶対、訴えられると思うけど。


・魔界777ツ道具 拷問楽器「妖謡・魔」(イビルストリンガー)…

え、弦は持ってないんですか?
カブトムシが2匹に… カラオケのマイク… ノンカロリーシュガーの袋 ロックバンドR・E・Mのステッカーとカエルが3匹 カエルの生皮一枚とブロッコリーひとたば ピップエレキバンとヘビイチゴ4個とマッチの燃えかす二本は持っているのに?



●ハンター

・まずは自己紹介 オレの名前はジェイル…じゃねェ メレオロンだ

カメレオンの名前がジェイル。
やっぱり、どこかの危険請負人(リスクハンター)に憧れてつけた名前なんでしょうか?



●ジャンプ十二傑新人漫画賞大募集!!

第3回にして許斐先生の情報がまったくなくなってしまった「テニプリ COMIC SCHOOL!!」。
やっぱり、第1回が詰め込みすぎだったんですね。



●パンツ100%

・「そうだ! あのさ淳平ってさ 付き合ってる人いたり…する?」「へ? あ…うん一応 今は西野と…」

はい、ここ重要ですよ。この「今は」の所には赤線を入れて、ちゃんと覚えておくように。
このマンガには珍しく、回収されることが決定している伏線ですからね。



●ジャガーさん

・第200笛 包丁人ミスタージュン市しんぼ

このサブタイトル、『包丁人味平』とか『ミスター味っ子』とか『美味しんぼ』が入っているのに、なぜ『グルマンくん』が抜けているんですか? ゆでたまご先生に対して失礼ですよ。
ゆでたまご先生は料理とマンガと料理マンガに対して失礼だという意見については、あえてスルーする方向で)