34号雑感


●もて王

太臓もて王サーガ 第一回キャラクター人気投票開催―――ッ!!

なるほど、やっと謎が解けました。太臓もて王サーガの「サーガ」の部分は「35」の語呂合わせだったわけですね。

なにより、35といえば来週号のジャンプのナンバーでもあり、マスクドライダー計画が始まったのも35年前というマジックナンバー
これはもはや、35枚分の投票をしなさいという神の思し召しであるとしか考えられません。


……しかし、ハガキ代はともかく期限は8月7日か。


スクウェアエニックス セガサミー トミーフェブラリー… 今や会社の合併は生存競争を勝ち残るのに必要不可欠な要素だぞ

今や……。
ということは、セガバンダイの話って時代の先取りをしすぎていたわけなんですね。


・ジャンケンで負けた後で「3回勝負でした」って言うようなものよ

主人公特権の中には、そんな強引な手法も認められるようですけどね。
(4戦終わって1勝3敗になった時点で、洗面器5点、サッカー5点、騎馬戦5点、ボクシング5点、次の種目が80点で計100点だという滝沢くんの例を引くまでもなく)


・「何だ 花火より変態対決が見たいのか?」「ホントだよ 何言ってんだ オレ…」

いやあ、見事なセリフ回し。
宏海くんってば、1年間でずいぶん染め上げられたんだなぁということが読者にも痛いほど伝わってきますよ。


・次号 太臓宣言通り肝試し!! 試すのは肝だけじゃないっ!?

まさか、腸とか胃とか運とかを試す肝+α試しじゃないでしょうね。
さすがにそれはヤバイですよ。



●CH473 ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド

・新キャラ&新バトルを深仙脈疾走(ディーパスオーバードライブ)公開!!

深仙脈疾走(ディーパスオーバードライブ)……。
「究極!」ってことをいいたかったんでしょうけど、なんだか嬉しくないなぁ。


あと、このゲームってR指定とかついていないようですが、原作(の現在のジャンプではお見せできない部分)を忠実に再現していないのかなぁ。



●斬

・一太刀 斬、見参!!

私の中では、「見参」を「剣斬」と思い切らなかった時点で、この作品の負け組が認定されました。


あるいは、カラーページの真ん中(ちくしょう、某連載終了作品のせいで、いまだにという文字だけでムカムカする)の「手拭いを頭に巻いて座り込んでいる剣士」に三本刀を背負わせるくらいのムダな度胸があれば、全身全霊、応援したくなったはずなんですけどね。



NARUTO

・だけど二つの“性質変化”を同時に発生させるとなると話は別…

なるほど、くっつく波紋とはじく波紋というやつですね。


なんだか最近の岸本先生って、新天地に足を踏み入れる前の矢吹先生のフォロワーをしているように思えてならないんですけど……。
(新天地:おそらく永井豪先生によって開拓され、江口寿史先生やまつもと泉先生や桂正和先生や初期の冨樫義博先生などそうそうたる作家陣が後に続いて広く切り開かれていったものの、現時点では何者かの圧倒的物量によるローラー作戦によっていちごパンツ色に染め上げられてしまった世界のこと)



●とらぶる

・こうなったら しばらく このまま水中に隠れとくしかねェ!! 何とかスキを見て見つからねーように脱出しねェと…!!

なんだろう? この既視感……。
自分はあくまでも被害者であるという意識を1ナノグラムたりとも崩すことなく、あらゆるシチュエーションをいちごパンツ色に染め上げてゆく思考形態と行動力……。

これは危険です。一年に渡って積み上げられてきた太臓王子の「もて王襲名計画」は思わぬ伏兵によって頓挫することになるのかもしれません。


・…なぜかストロー持ってて助かったぜ…

デジャ・ヴュ、その2。
なぜか体育倉庫で鍵が締められたり、なぜか映画館を傾けるほどの暴徒の集団に襲われたり、なぜか水着を脱がすサルが出てきたり……。

偉大なる神の御手の前では、「なぜ」という疑問を持つことなど無意味なのかもしれません。



DEATH NOTE HOW TO READ13

・Lの本名がわかる描き下ろしスペシャルカード!

これさえなければ、買ってもよかったのに……。
なんでわざわざきれいに完結した部分にまで、余計なものをつけるかなぁ。



●ネウロ

・全てはネウロ… 警戒すべきは奴だったのだ!!

こういうセリフを聞くたびに、プロシュート兄貴&ペッシ戦チョコラータ&セッコ戦を思い出すのはジョジョマニアのサガというやつなんでしょうねぇ。



村雨くん

・でも 狙撃手(スナイパー)が接近された時点で 負けは決定なのさ

それは、銃を飛び道具としてしか使えない二流レベルのお話でしょう。
超一流(もはやこのレベルまでくると、スナイパーというよりもスイーパーと呼ぶべき存在になるわけですが)ともなれば、むしろ接近戦でこそ、その力を見せつけてくるものですよ。

いくら不意打ちを狙うとしても、オリハルコン製の愛銃を鈍器として繰り出す世界最強の銃使いには勝てないと思いますけどね。