52号雑感

マイケルさんの素敵サイト、マンティコアの産声ジャンプ感想でおなじみのイントロダクションをパクってみると……。


別名:え? こいつ女だったの(デスノート⇒レム、ハンター⇒カルト、銀魂⇒五郎さん)



●不思議=面白い! 一体全体、こりゃなんだ!? こりゃワンダーグッズプレゼントだ!!

3番の「GC(ゲームキューブ)+実況パワフルプロ野球11」。
このプレゼントが当選した人の選んだ「一番おもしろかった作品」が(19)だったら、これに勝る皮肉はちょっと考えられません。


●新連載 ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

金未来杯でトップを取った「タカヤ」の坂本先生よりも先に連載を取るとは、西先生、優遇されてますねぇ。
「プルソウル」の福島先生が今週読み切りということは、「切法師」の中島先生にもなんらかのチャンスが与えられるんでしょうか? 個人的には、「ホライズン・エクスプレス」が連載になったらジャンプに300円払っても惜しくありませんが……。


ところで、「TRANS BOY」は何位だったんでしょうね?

そしてなにより、匿名希望先生の「ワンダー酔拳 亀太郎」の順位も激しく気になります。


●ブリーチ

・その刑戦装束に何故 背と両肩の布が無いか知っておるか

理由があったのか……ということよりも、理由もわからないまま、こんな裸エプロンみたいな格好を続けていた砕蜂さんは、ちょっとどうかしていると思います。

夜一さんがこういう理由で勝手にデザインを決めたのなら、砕蜂さんも勝手な理由でデザインを変更できると思うんですが、それをしなかったということはやっぱり気に入っているのかなぁ。


●テニス様

・おっちゃん乗せてや〜っ!! らくちんらくちん

このシーンがあって、最終ページでリョーマと金太郎が出会うシーンにつながるという話運びがさっぱり理解できません。

3話分くらいのキング・クリムゾンでも発動したのでしょうか?


・ここで3日後 全国大会が行なわれるんだ

これは真剣にわからないんですが、中学テニスの全国大会って、コート1つでやるようなものなんですか?
なんだか甲子園みたいですけど……。


●アイシールド

・人間めんどくさいことは何一つやりたくないよ にんげんだもの

これだけのポリシーを持っていながら、食べ物にはホイホイ吊られる重左武くん。

結局、どんなに高潔な思想があろうと、人間は生きていくために食べなければならないのだという真理を体現してくれた哲学者・重左武くんが、次回の人気投票で何位になるのか注目です。
エントリーされてたら、一票入れてもいいですよ。


・一人すごいシード!!

ガリプロNO.1ギタリスト決定トーナメントを思い出しました。
イロモノ相撲の対決が続いて、決勝戦で普通にすごい人が出てくるのかと思ったら、普通にイロモノの大田原さんが待ち構えているとは……。

って、そんなことより、この人同じ町内だったのか……。


・いや出てる出てる

多重残像挙にまどわされることなく冷静な判断を下す行司の仕事がすばらしすぎます。
だてに、本格的なコスプレをしていたわけじゃなかったんですね。


しかし、この残像の数……。
セナくんの足は菊丸先輩をはるかに超えています。


・うおお スゲえ身長差!

たしかに、ざっと見積もって仮想水町さんは小結くんの3倍はありますね。
ということは……。


・なんと僅か150cmの小結君が…決勝進出ー!!

仮想水町さんの身長、4m50cm(ギネス非公認記録を約2m更新)ということが決定いたしました。


こんなところに目くじらを立てるのも不粋ですが、小結くんが150cmというのは、ナランチャの164cm(もしくは170.5cm)や、康一くんの157cm並に信用できないデータじゃないかと思います。

私の見立てでは、康一くんが110cm、小結くんが120cm、ナランチャが130cmくらいなんですけどね。


・決まり手はモロ出しー!!!

「GAG Special2005」の超大喜利4コマと同じリアクション。でも、サボっているようにはまったく見えません。

大田原さんって、本当に使い勝手のいいキャラクターですねぇ。


ストーリーキング大募集!!

・世界観を説明する時に こんな風に見開きの大ゴマを使うと効果的だよ! (略) ストキンはページ無制限だからこういう表現にもガンガン挑戦してみよう!!

大胆すぎる大ゴマの使い方からすると、許斐先生もストキン出身と見て間違いなさそうです。


●ボーボボ

・決めたわ!! 先生 今日を「魚雷の日」として祝日に変えます!!

これ、11月12日で合っているんでしょうか? 22日(今日の日付)の間違いなんじゃないかと思いますが、ツッコむと殺されそうなのでスルーします。


・本邦初公開! これが「魚雷の真実」よ

やっぱり「力:無敵」でしたか……。
真剣に最強キャラなんですね。


・敵の一番の見せ場シーンをまるめて捨てた―――――!!!!

コマとコマの間に倒した金天ボすら霞ませる圧倒的な演出。まさに無敵です。
フュージョンなしでこれほどの実力を誇る魚雷先生がまかり間違ってボーボボと融合したら、どんな凶悪な力を発揮するんでしょうか?


・次号、裏四天王を倒したボーボボに謎の医師が迫る!? 奥義184『黒白衣』!!

こち亀デスノート以外はまったく当てにならない次号予告ですが、この『黒白衣』というタイトルにはすごく笑わせてもらいましたので、なんとか実現してほしいものです。


●ドラマCD絶賛予約受付中

・決定!!大迫力アクションを演じる豪華声優陣!!

「決定!!」って書いてあるそのすぐ下に「近日決定!」とあるのは、黒猫一流のギャグかなにかでしょうか?


さらに、「近日決定!」とあるのに、すでに決定してるという2段オチまでついているのがさすがです。


ミスフル

・君の言う通り この飛竜は殆ど失速せず打者の目線へ向かってくる速球です

> ビーンボール(bean ball)
> 〔ビーンアメリカの俗語で頭の意〕野球で、投手が故意に打者の頭をねらって投げる球。規則で禁止されている。


これで犬飼が退場させられる展開になったら、ミスフル全巻揃えます(ブックオフで)。


●ハンター

・ピューと吹く! ボノレノフ

笛の音で戦士を召喚して戦わせるボノレノフ。
……そふとくり〜むで修業でもしましたか?


ところで、私が予想したジルバー・ヂャリオッヅって、“戦闘演武曲(バト=レ・カンタービレ)”にわりと近くないですか?

こんなことなら、花京院の魂を賭けてりゃよかったなぁ。どうも私はギャンブルが苦手です。


・次号、作者取材のため休載します。

全然関係ない話ですが、ドラクエVIIIがいよいよ今週発売ですね。


●ゲドーくん

謎の組織の下っ端(千年伯爵似)が逃げ出したこと、「ボス」という思わせ振りな設定が出てことで、どうやら、まだしばらく連載が続きそうだとわかり、ホッとしました。


この作品は、アイシールドと並ぶ少年マンガの良心ですから、そんなに簡単に打ち切られてはジャンプの損失だと思います。


●パンツ100%

・本当はどっちかっつーと さっきの いちごパンツ姿の方が望み通りなんだけど…

迷走に迷走を重ねたこの作品も、ついに原点回帰を果たすときが来たようです。

第1話で真中が吐いたという名セリフ、
「違うんだよ 俺の場合は好きとか嫌いじゃなくて! ただ あのコのパンツがめくれる瞬間を ビデオに収めたいだけなんだ!!」(証拠画像:山田さんのヤマカムから、2004年11月19日(金)をご参照ください)
が、これほど遠大な伏線になっていただなんて、私は予想もしていませんでした(……というより、第1話なんて読み飛ばしていました)。


さあ、作品のテーマに無事帰着したわけですから、来週くらいでスッパリ切ってください。
もう、河下先生も思い残すことなんてないでしょう。


●目次コメント

・尾田先生結婚コメント特集

> 尾田さん、ご結婚おめでとうございます! すごく楽しい結婚式でした! 今後もいろいろ宜しくね! <斉史>

> 尾田先生、御結婚おめでとうございます。最高の結婚式でした。ナミ似の素敵奥様と末長くお幸せに! <伸宏>

> 尾田先生 御結婚おめでとうございます。とても楽しくて素敵な式でした。結婚してもまた遊んでね。 <信也>

> ※今週号の『ONE PEICE』は作者取材のため休載いたします。

作者取材って、ナミ似の奥さんと一緒にハワイかなにかを取材ですか?


ところで、「ナミ似」って誉め言葉なんでしょうか?
個人的には、金に汚くて、手癖が悪くて、口調が乱暴で、無駄に肌を露出させて刺青を入れた人には関わりあいたくないんですけど。


・この原稿を書く直前、スキンヘッドにしました。進行がギリギリだったので、ケガないようにね。 <公平>

いや、その多くは語りませんが、一休さんの歌ですか?


・毎年のことながら、年末に近づくと「ゴジラ」が気になる。今年はラスト! 着ぐるみ特撮芸術の真髄を期待してます! <瓶子>

ゴジラといえば、偉大なる矢吹先生が産み出した怪獣王として有名ですからね。
元担当としては、やはり気にするなという方が無理だと思いますよ。


20041128日付追加

かがみさんがひさしぶりに書かれた紳士感想に触発され、私もなにかないものかと52号のジャンプを読み返してみました。


でも、矢吹先生なき後、まさか、そんなに都合よく偉大ポイントが見つかるわけないですよね。


●デスノート

荒涼とした現代社会に使わされた神秘の偶像、アイドル……。
彼女たち(あるいは彼ら)は、生身の人間である前に「商品」であることを義務付けられ、そのイメージを守るために、徹底的に管理された生活を強いられると聞きます。

大勢のファンの愛を受け止めるために、アイドルは「生身の人間」であってはならない。
しかし、まさか、ヨシダプロダクションがマルチタレント弥 海砂に対してこれほど苛酷な仕打ちをしていただなんて、私は怒りで震えが止まりません。


大場先生と小畑先生が「DEATH NOTE」という作品を通じて訴えたかったテーマの一つが「芸能プロダクションが専属タレントに施す非人権的な行為に対する憤り」であることは、もはや論を待ちません。

小畑先生が、その美麗な筆捌きでえぐり出した真実から、我々は目を背けてはならないのです。


> 「アイドル うんちしないし」

そう語ったミサミサ左手にご注目ください。
なんということでしょう、彼女の手には、明らかに非人道的な形成手術を受けた痕跡があるのです。

生身の人間ではないということをこんな形で「演出」するとは、なんという残虐無比な行為でしょうか。これは、もはや人体改造です。断じて許されるべきことではありません。


なにより、ティーン誌で大人気のミサミサとはいえ、一生アイドルであることなど不可能です。
彼女がアイドルという仕事をやめたとき、その左手だけが「人間以上」を演出する神秘でありつづけることなどできません。もはや、それは「COOLドライブ」くらいでしか役に立たない笑いの小道具に成り下がってしまうのは火を見るよりも明らかでしょう。

そのとき、ヨシダプロはいったいどうやって彼女に償うつもりなのでしょうか?


華やかな芸能界の影で横行するあまりにも行き過ぎた行為。
しかし、直接の引き金を引いたのがヨシダプロであったとしても、その遠因を作っているのは、私たちファンに他なりません。

アイドルを思う気持ちが、逆に、そのアイドルを傷つけてゆくという残酷なジレンマ。
我々は、「愛」というものを真剣に見直す時期に来ているのかもしれません。