30号雑感
覚悟はしていましたが、あるべきところ(巻末)にあるべきもの(黒猫)がないのは寂しいものです。
・表紙
いくらなんでもお登勢さんの顔は嫌がらせだと思います。
背表紙にならなくって本当によかった。
・「J(ジャンプ)が賭けに出た!!」「〔おそらく〕最後の巻頭カラー大増23P(ページ)」
空知先生&大西さんって、本っ当に、こういう自虐ネタが好きですね。
スモーカー大佐の血縁(だと勝手に判断)の名前がパウリーと判明。
新たなメンバーはこの人だと予想してますんで、どうかよろしくお願いします(なにを?)。
栗田さんの小心ぶり→復活は不可欠なイベントとは思えなかったけど、やっぱりグッと来ました。
・「絶対クリスマスボウル!」の寄せ書き
あまりにひっそりと書かれている石丸先輩に涙。
そんなことより、バスケ部の山岡&佐竹って、この中に入っててもいいんですか?
・血飛沫
仕事をサボっているというよりも、表現に手を抜いているように見えるのがなんとも悲しいです。ザコを一掃して強さ&冷酷さをアピールという表現方法も、この作品ではエスカレートしすぎて、行き着くところまで行っちゃってますからね。
冨樫先生の「噛ませ犬の扱いに容赦がなさすぎるところ」は、どうしても好きになれません。
・「ルックスもイケメン」こと、マウンテン・ティム大活躍!
- 馬に尊敬されている
- ロリコン
- 追跡術
- ロープ術
- 影が薄い走り
と一気にキャラクターを深めてきました。
・「なぜかボタンが取れて… そして どういう事でビンの中に入っている?」
たぶん、ビンの中からボタンを取り出すロープ術を見せるため……ではないかと?
・「フライングした選手は! のちに規定のペナルティを受けることになりますのでご注意ください」
ポコロコのコマにこんなアナウンスを入れるということは、1st.STAGEのスタートに間に合わなかった&ノーペナルティに対する言い訳でしょうか?
> Q1.魅力的な主人公のポイントは?
> 1.設定
> 普通+αの部分を創ることが基本です。バトルものなら特別な戦闘技術、スポーツものなら秘めたる才能、ラブコメならなぜだかモテモテになる状況など。読者が憧れるような+αをじっくり考えてください。
他はともかく、「なぜだかモテモテになるラブコメ」に底知れない怨憎を抱いてしまうのは、なぜなんでしょうか?
●リボーン
・獄寺くんがダイナマイトの仕入れ
ああーっ! 一番魅力のあるキャラクターをこんな形で外すなんて、打ち切ってくださいといってるようなものですよ。
・レム、口軽すぎ
まあ、おかげでいろいろと設定が明らかになったわけですが……。
・「侵掠すること火の如く…」 → 「!」
ハンターでもめったに見られないような血飛沫が、たかがテニスマンガで……。
・ヴィクター
その名前で真っ先に思い浮かぶのはヴィクター・フランケンシュタイン博士ですが、なにか関係があるんでしょうか?
・ヴィクターの核鉄
シリアルナンバー1、かつ、マークが逆さで色も黒い。ほんの1コマでこれだけの「特別性」を表現できる描写力はさすがです。
心臓に核鉄があるということで、「カズキくんの特別性」にも説得力のある設定が期待できそうで楽しみです。
ここにも書いたように、「隠れた才能」とか「生まれ持った天才」で説明にもなってない説明をするようなら、おもしろさは半減ですからね。
・「天地 オマエ 女子なら誰かれ見境なく助けんのな…」
見境あるよりは数億倍マシだと思うが……。つーか、オマエがぶつかったんだから、パンツに見とれてないで助けろよ。
・「あいつ いきなり会いたいって何だろ ダ ダメだ やらしいことしか思いつかん!」
この男にはなにを期待するのも無駄ということか……。
もはや、ため息も出て来ない。
・遺伝子構造解読眼(ゲノム リーディング アイ)!!
なるほど、特殊眼力はそれぞれみんなバラバラということですか。
治癒眼があれば、村に医者はいらないんじゃないかと思っていましたが、これで納得です。
・「いま ハオの事を考えたら何故かZが見えた」
まーた読者を置いてけぼりにする。
・「人ハ心ガ折レテシマッタ時 体も折レマース」
じゃあ、黒猫のトレインってかなり危ないことをやってたわけなんですね。
・「セイ!!!!」
これって、スピンちゃんとリューくんを戦わせた二人に対する透瑠さんのツッコミ、「あんたら自身は何もしないのか」に対するアンサーソング(?)だったのでしょうか?
……って、ああ、スピンちゃんを思い出したら涙が。
・メロスは激怒した。「いちご100%」のエッチな場面が、いつもいいとこで終わるから。
「その後の展開」を求めてもムダですよ。なぜならヤツは暴発野郎だから。
◆20040626追加
●ジャンプ目次川柳
「満月に 大声で叫べ 斬月と」
で思い出しましたが、たしか、26号の川柳が、
「鉛筆に 名前をつけたぜ 斬月と! 」
だったんですよね。
小学生の作品かと思っていたら、「東京都 ペンネーム 斬月鉛筆(13)」だそうで……。
中学生でしたか、斬月鉛筆くん。
13歳といえば、あと2年も経てば真田皇帝(テニス様)と同い年になるわけですが、それを考えるとこの斬月鉛筆くんの子供っぷりは……、まあ、真田皇帝も自分のラケットにすごそうな名前は付けてそうですか、そうですね。
いずれにせよ、斬月鉛筆くんが、自分の作品が掲載されたジャンプを喜び勇んで学校に持っていったりしなければいいのですが……。
そんなことをすれば、遠くない将来、自分の行動を身もだえするほど後悔することになるでしょう。
「あ、ちょっと斬月貸してくれない?」
「せっかく24色セットを買っても、赤斬月が一番最初になくなるんだよなあ」
「なんだよ、この斬月、すぐ芯が折れるじゃねーか!」
とかいう陰湿なイジメに遭わないことを祈ります。