Comic Baton

マイキャラ再生工場ありさタンから 命をふりしぼったComic Batonッ! たしかに受け取ったぞッ!
(別に、命はふりしぼってません)


ということで、回答してみました。


Comic Baton

1・Total volume of comic on my Bookshelf
 (本棚に入ってる漫画単行本の冊数)

ちゃんと数えたわけではありませんが、手元に約300冊。実家その他に約200冊ってところでしょうか。
これでもずいぶん減らしたんですが、正直、マンガの置き場所は悩みの種です。


2・Comic thought to be interesting now
 (今面白い漫画)

松田優征先生の『魔人探偵脳噛ネウロ』(ISBN:4088738349)に注目しています。
『心理捜査官 草薙葵』とか『あやつり左近』とか『少年探偵Q』とか『ぼくは少年探偵ダン』とか探偵物が鬼門とされたジャンプの中で、こんなエキセントリックな作品を読むことができるとは思ってもみませんでした。


3・The last comic I bought
 (最後に買った漫画)

手元にあるものとしてはうすた京介先生の『ピューと吹くジャガー』9巻(ISBN:4088738195)ですが、その後で九条友淀先生の『仔猫とわたし。』2巻(ISBN:4873174678)を注文しました。
早く届かないかなぁ。


4・Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me
 (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)

ジョジョの奇妙な冒険
いわずと知れた荒木飛呂彦先生のライフワーク。
超一流のエンターテイメントであり、奥深い人間ドラマであり、尽きることのないパロディの源泉。
私にとっては嗜好品であるというよりも、必要欠くべからざる栄養素であるといった方がピッタリくるような作品です。


炎の転校生
熱血マンガ家島本和彦先生のデビュー作。
そのストーリーマンガとギャグマンガを見事な融合させた独特のスタイルと、作品の芯を貫く熱い魂は、その後の私の嗜好を決定づけたといって過言ではありません。
こちらにも書いていますが、私が「バカバカしいことをやりすぎだってくらい真剣に演出するパターン」にすごく弱いのは、まず間違いなくこの作品の影響です。


無敵鉄姫スピンちゃん
ジャンプの大先生こと、大亜門先生の放つ痛快変態(!?)ロボットGAGマンガ。
もちろん、ファンサイトをつくるくらいですから、特別な思い入れがないはずもありません。
この語りつくせないほどの魅力を備えた作品をあえて一言で語るなら……、「透瑠さん萌え〜」。


・マーズ
昨年急逝された横山光輝先生の珠玉の作品。
もう30年ほど昔の作品になるそうですが、私が手に取ったのはわりと最近(具体的には、OVA『ジャイアントロボ』を見た後)です。
「衝撃のアルベルト」や「激動たるカワラザキ」などの元ネタが満載と聞いていたため、そういうネタ探しのつもりで読みはじめましたが、一気に作品世界に引き込まれました。
未見の方のためにネタバレは避けますが、その緊迫感漂う空気と計算されつくされた設定、そしてなにより魅力的なキャラクターとストーリーは、30年という時間の壁などまるで感じさせません。
ぜひとも、多くの人に読んでもらいたい名作です。


BLACK CAT
『正直大抵』とどちらにするか迷ったのですが、まあ、こっちでいいか。
もちろん、この作品を知らない方などこの地球上にいようはずもありません。矢吹健太朗大先生が、その圧倒的オリジナリティと完璧に正しすぎる科学知識をもって構成し、天上の音楽を思わせるほど優美で美しい筆致で描き上げた史上最大の大傑作。この世にもたらされた福音の書、通称「黒猫」のことです。
とはいえ、「よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画」という質問に対して、単なるマンガという枠組みなど軽く超越してしまった偉大なる聖典の名を挙げた私の回答は、多くの人の目には奇異なものとして映っているに違いありません。
「好きな飲み物は?」という問いに対して「水」と答える人がいないのと同じように、この質問自体(当選、誰もがその名を挙げるであろう聖典「黒猫」はあえて除くとして)よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画」と無意識の内に補完してしまった人もすくなくないことでしょう。

ですが、そんな「当たり前のこと」も、意識して見つめ直してみれば新たな発見があるものです。
常識という言葉の影にはびこる矛盾を鋭く見つめ、数多くの真実をわれわれに教えてくれた矢吹先生を見習いたいと思い、私はあえて、この質問にこう答えることにしました。


もちろんいうまでもないことですが、私にとっても「黒猫」は単なるマンガなどという枠に収まる小さなものではありません。それは、私たちの身の回りに空気と変わらないほどあたりまえに存在しているものであり、空気のように大切なものです。
空気のように身近で重要なマンガ……、すなわち「空気マンガ」。
「黒猫は空気マンガである」という当たり前のことを再認識できただけでも、私はこの回答を選んだことに価値があったと思います。


5・Five people to whom I'm passing the baton
 (バトンを渡す5名)

紳士FLASH(幼木真二さん)

止水館(普賢さん)

マンティコアの産声(マイケル花子さん)

以上、あえて休止中(?)のサイトを選んだのは、一ファンとして「再開を心からお待ちしております」というメッセージも込めています。
(時期を外して、忘れたころにバトンがつながるというパターンもちょっとおもしろいと思っていますし)


たなか6/17(たなかさん)

ライジング・インパクト』と『スピンちゃん』は鉄板ですよね? あと3つはなんだろう?


末期猩猩(シーシェンさん)

「特別な思い入れのある漫画」は「特別に憎い思い入れのある漫画」ということでもいいんじゃないかと思いますよ。



ということで……


「バ…トン……で…す…
 これが…せい…いっぱい…です…
 みな…さん
 受け取って…ください…
 伝わって………ください……」
(もちろんご迷惑であればスルーしてください)


だからみんながジョジョ知ってる事 前提にするなよ…(透瑠さん談)