46号雑感
・特別前後編前編 センターカラー37P
やっぱりコミックスに入れるには話数が足りなかったんでしょうか? 1・2巻には、スティール氏の話があったり、特別増ページの話も含まれていましたからね。
ところで、前後編ってことは、来週の後編でオエコモバは倒されちゃう公算も大きいわけですよね。
……やっと名前を覚えたばっかりだっていうのに。
・マウンテン・ティム爆死!? 破壊力ケタ外れの敵!! ジャイロとジョニィに危機(ピンチ)!! ヤベぇ!!
いや、「ヤベぇ」って、担当さんイイ仕事しすぎです。
・ロープマジックで生きていたマウンテン・ティム
オエコモバみたいな即死系の能力を相手にするなら事前情報も必要でしょうし、ここでイケメンがリタイヤってことはないと思っていましたが、これでホッとしました。
……って、これ、花京院の魂を賭けてれば取り返せたんですね。惜しいことしたなぁ。
・この時計みたいな「輪っか」! オレの指と一体化してるぞッ! しかも本物の「機械」みたいに見えるッ! 4本くらい見えるぞ!
この世界のスタンドは、スタンド使いでなくても見えるんでしょうか?
それとも、ジャイロはすでにスタンド使いになっているのかな?
幼木さんも大絶賛するほど、久保先生の主人公に対する愛着心が明らかになった前回の漫画卍解講座!!
さて、第2回のサブキャラ編ではどうなっているのでしょうか?
> 味方キャラ
> 味方キャラクターの役割は、誤解を恐れずに言えば「主人公を目立たせること」だ。
> 加えて、主人公を助ける存在でなければならない。
> 敵キャラ
> 敵キャラクターの役割…。実は、味方キャラクターと同じく「主人公を目立たせること」が一番の役割だ。
> もちろん主人公に敵対する存在であることはいうまでもない。
> 第2回のまとめ
> 今回は、サブキャラクターの作り方を敵、味方に分かれて説明した。
> マンガを描く上で大事なことは、なによりも主人公のキャラクターをしっかり出すこと!!
> 主人公が魅力的でない=漫画が魅力的でない。といっても過言ではない。
> 主人公を寄り引き立てるために、今回解説したサブキャラクターの役割は重要なのだ!!
もう、なんだかゲップが出るほど主人公バンザイ主義です。
ところで、「主人公が魅力的でない=漫画が魅力的でない。といっても過言ではない」という言葉は、河下先生への挑戦と受け取ってよろしいのでしょうか?
・何言ってんですか 東京都内だって1000m掘れば どこでも温泉が出るんですよ 以前「こち亀」にも書いてあったでしょ
古き良き時代を思い出しました。
「こち亀」って、昔はすごくおもしろいうんちくマンガだったんですよね。
剛太くんがびっくりするほどスマートな戦い方をするのに拍子抜けしました。
再殺部隊の何人かと刺し違えるような蛮勇を期待していたんですが……って、私は剛太くんに生き残ってもらいたくなかったのかなぁ。
・なっ なんとゆう無防備なポーズ!! お湯が乳白色じゃなかったら丸見えだよ!!
まさかね……。乳白色って、まさかね。
・そんなに押さないで… ずん ずん ずん ひゃんっっ
目黒は思った。
このパンツマンガが長生きしている理由って、サブリミナル効果によるものなんだろうか。
・見捨ててゴメン! こずえちゃん
わが身かわいさに、湯にのぼせた女を見捨てて一人だけ逃げ出す主人公の図。
さすがは河下先生。久保先生の対局に位置するマンガ家ですね。
・でも… 優柔不断の「優」っていう字は 「やさしい」って書くでしょ…?
その理屈でいうなら、助平という字も「平和を助ける」と書けますが、それがどうかしましたか?
なお、優柔不断がどれだけ相手を傷つけるのかということは、プレイステーションが誇るラヴ・アドベンチャーの傑作、「キャプテン・ラヴ」をプレイすれば嫌というほどよくわかります。
・次週、作者が○○○のため休載いたします。
なんだろう、○○○って。
……「ゲーム」? まさかね、冨樫先生じゃあるまいし(ものすごくシャレになっていません)。
●もくじ川柳
いや、よりにもよって、土曜発売のジャンプに掲載しなくてもいいんじゃないかなぁ。
◆20041015追加
今朝、NHKニュースの全国版トピックスで紹介されていましたが、兵庫にあるという日本玩具博物館にて、特別企画展、「世界の笛・形と音色」が開催されるそうです。
日本珍笛界のカリスマ、酒留 父次郎氏もゲストに招かれたりするでしょうか?
ところで最近やっと気づいたのですが、「ハメ次郎」の「ハメ」って、「父」の字を分解したものだったんですね。
まさか、「動物のお医者さん」の主人公、西根 公輝(まさき)くんが、「ハムテル」と呼ばれるのと同じ理屈だったとは……。
・ゲドーくん……というか、こち亀というか……
> 古き良き時代を思い出しました。
と書きましたが、かがみさんに指摘されて調べてみたところ、温泉の話は2004年15号でした。全然古い話じゃなかったですね。
(なんと、ちょうど、ゲドーくんが始まったときのジャンプだそうです)
昔のこち亀って、作者が個人的趣味に走りまくっていて、普段の生活にまったく役立たないうんちくをたくさん吸収できるところがお気に入りだったんですが、99巻に掲載されているという「C・Gカタ屋!!」を本誌で見たとき、一気に幻滅したことを覚えています。
世間のブームやメインストリームとは全然関係のないところにいたアウトローな作品だと思っていたのに、「版権ギャグ」と称して他人の作り上げた流行にへつらってしまったことがあまりにショックでした。
べつに自分でブームをつくるだけの気概がほしいとはいいません。むしろ、こち亀には、ブームを超然としたところにいてもらいたいのです。