28号雑感 黒猫の感想も別のページに書きました。
●ぷーやん
・これがスピンちゃんの後釜ですか……。
最初に流し読みしたときには、「まあ、思っていたよりはおもしろいかな」と思いましたが、じっくり読むとアラが目立つ目立つ。
こりゃあ、今回の新連載3作はことごとく突き抜けでしょうか。
なお、現時点での私の新連載3作の評価は以下の通りです。
ぷーやん≧ズゴック>>リボーン
これに打ち切り作品を加えると……、
スピンちゃん>>>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ぷーやん≧ズゴック>>リボーン>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>(中略)>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>>>>(中略)>>>>>>>>>>>(中略)>>守護神
数秘術(ゲマトリア)というネーミングは(それが用語として正しいかどうかは別として)おもしろいですね。
エセでもなんでも、作品のアイデアの説明に「それっぽい用語」を持ち込むのはプラスになると思います。
ナノマシンとかオリハルコンとか道(タオ)とか(……って、ダメじゃん)。
江戸川浪漫須高校(通称江浪高)、もちろん笑いを狙ったところなんでしょうけど、20年は昔のセンスですよ。
それに、いまさら遅いとは思いますが、同好会ソングといい、全体的に笑いが下品なのはジャンプ作品としてはかなりのマイナスでないかと……。
あと巨乳ライダーにはかなりゲンナリ。安永航一郎先生の「巨乳ハンター」を読んで勉強し直しなさい。
「数秘術発動のためにはフェロモンが必要」という形で、作品中のエロに必然性を持たせたという点では、マンガとしては、いちごを大きく上回りました。
でも、必然性なくパンツが乱れ飛ぶいちごの物量作戦の前には、撤退を余儀なくされることでしょうね。
・世界は数字でできている
ピタゴラスの時代はそうだったかもしれないけど、いまではカオス理論が構築されていますからねぇ。
●ズゴック(←D.Gray-man の個人的な略称。命名理由は推して測るべし)
・「ホントだって! 今そこで このホームレスのおっちゃんがハット帽のゴツイ奴に殺されたんだよ!!」
……ジャン、君の反応がさっぱり理解できない。怖がるとか逃げるとかしろよ。
・千年伯爵の血管が浮き出た顔にゲンナリ。
この手のキャラって、喜怒哀楽の表情が欠落している(=なにを考えているかわからない)方が魅力的なのに……。
ということで、めでたく空気マンガ認定。
できることならら、このまま千年伯爵を倒して、3話で突き抜けてくれないでしょうか。
で、スピンちゃんを再開させる……と。
・「幻のフェニックス〔前編〕」
〔前編〕っていうのが気になります。やっぱり、後編は、レナちゃんが死斑病にかかって、フェニックス探索のタイムリミットが設定されちゃうのかなぁ。
> ガーくん
> レナに異状がないというので安心しきっていた…
> い… いや 安心しようとしていたのだ
> ないはずはないのだ
> 泣き別れの村に住んでいる以上 死斑病の影響はあるはずだったのだ
> 讃良ちゃん
> 言え! 「対策を!」
> ゲドーくん
> ひとつ フェニックスを見つけ出すことだ!
> フェニックスを捕まえて死斑病の特効薬を作る!
> それしかない!!
といった感じで、スターダスト・クルセイダース編突入希望!
ホントにやったら、黒猫を超えます。
ところで、泣き別れ村に病院がないって、そんなもの必要なんですか? 頭脚人間には「治癒眼」こと「必殺! いやしビーム!」があるじゃないですか。
・顔に入った力、今はレベルMAXです
LVMAXって、岡野先生も矢吹先生リスペクトなんですね〜?(たぶん、違う)
●守護神
今週一番のゲンナリは、やはり「東先生の次回作にご期待ください!!」って追悼文でした。
ジャンプ編集部には「いいかげんに目を覚ませ!」といいたい。
この作品を載せるために「ごっちゃん」を切った愚行を、またくりかえすつもりですか!
◆20040613追加
今更ながらのいちご感想。
なんというか、これほど読むのが苦痛だった話もひさしぶりです。最初に読み通すまでに、2回中断を挟みました。
ひょっとして河下先生ってば、「ぷーやん」の存在にジャンプのエロ担当の座を追い出されるかもしれないという危機感でも抱いているのでしょうか?
不必要・不自然・不愉快なパンチラシーンの嵐に、相当ゲンナリしました。
あと、これは今回の話を読んで初めて抱いた感想ですが、主人公にはほんのわずかですが同情します。
思春期の少年という枠を超えてあれだけ妄想を繰り広げるイカレた精神はどうやって培われたものかと思っていましたが、初めてやってきた女の子を息子のベッドに寝かしつけるほど想像力の欠如した親に育てられた反動だったんですね。
この親にしてこの子あり。いやはや、河下先生の描くキャラクター造詣には一部の隙もありません。
もう、ジャンプから離れてどっか行ってください。