『ジョジョの奇妙な冒険』34巻「漫画家のうちへ遊びに行こう その1」より

「ところで君たち『おもしろいギャグマンガ』というものは どうすれば描けるか 知ってるかね?」


プルプル


『パロディ』だよ!
 『パロディ』こそが作品に生命を吹き込むエネルギーであり 『パロディ』こそがエンターテイメントなのさ

 ギャグマンガとは想像や空想で描かれていると思われがちだが実は違う!
 自分の見たマンガや体験したゲーム 感動したアニメをネタにしておもしろくなるんだ!



……でも大亜門先生、今回はちょっとやりすぎじゃないでしょうか。
作者コメントでもすっごく謝っているし。

36・37合併号雑感

アンケート用の切手も順調に減ってきています。残り17枚!
ところで私は、この切手を赤マル用(というより武装錬金用)に1枚使うべきかどうか、今ちょっと悩んでいます。



●アイシールド

モン太が弾いたボールをセナが拾って、陸と勝負。そして勝つ!
というところまですべて予想通りだったにもかかわらず、この気持ちのいい演出と要所要所を締めるキャラクターにシビれました。


親友からは、
「行けよセナ お前の行きたい方に…!」


ライバルからは、
「抜け…!!」


そして、かつての師匠からは、
「お前の勝ちだ」


これだけ畳みかけられて燃えないはずがありませんよ。
本当にこの作品は予想を裏切らない展開にもかかわらず、期待したもの以上の見返りを与えてくれます。



ジャンプフェスタアニメツアー’05

・原作者空知英秋先生より応援イラスト

アニメスタッフとの打ち合わせが「討ち合わせ」になっているのは、血で血を洗うような下ネタ論争が繰り広げられたという意味でしょうか?
あと、左下のセリフはまた編集長いじりですか?



●テニス様

・なる程… このゲームすんなりマッチポイントまで来た様に見えるが 彼によって削られていたのか 1ポイント1ポイントの間に いつのまにか… 海堂の術中にはまっていた

いや、海堂がテニスコートの酸素含有量を低下させるような念でも使ったのなら話は別ですが、体力が削られたのは飛んだり跳ねたりしていたからじゃないでしょうか?
「自業自得」って言葉、一度、辞書で調べてみることをオススメしますよ。


・ゲームセット 青学7−5(セブンゲームストゥファイブ)!!

やっぱり予想は当たりました。花京院の魂でも賭けておけばよかったですね。



●もて王

・前号のあらすじ 佐渡あいすは太臓と同じ「間界人」!!で、おっぱいは どーなのよ!?

……って、これが「あらすじ」ですか?
ずいぶん、荒っぽく略しましたね。


・2秒やるから消えなさい

あいすたんってば、おそろしい女性ですね。
「3秒」待ってくれたルッチさんよりも残虐度は1.5倍ほど上のようです(当社比)。


・そして関係ない奴にまきぞえくらわせたー!!

うわー、ガラスのシャワーだッ!
無敵を信じた『アレキサンダー大王』だったら何千と飛んでくる矢の中でも平然と歩いたんでしょうけど……。


・キョートで毎日 お茶漬けをすすめてくれるくらいオレを好きだった事を忘れちゃったの!?

私事で恐縮ですが、京都までドライブしてわざわざお茶漬けバイキングを食べてきた私は、もう二度とかの地に足を踏み入れてはならないのでしょうか?


・何だコレ!? 一体どーいう状況だ!?

あまりにも的確すぎるツッコミで笑いも300%増でした。
決闘→告白→ぎょう虫検査というギャグマンガという枠ですら受け止めきれないほど理不尽な流れを「太臓王子の自意識過剰な勘違い」と「矢射子姉ちゃんの作戦」で自然な形につくりあげておきながら、その次の瞬間には、宏海くんに状況の異常さを浮き彫りにさせるツッコミを入れさせる。
これこそ、大亜門先生の真骨頂ですよ。


・「ほらほらどうした! 少しはよけないと…」 バッツン

えーと、木刀を振りかざしたら胸元のボタンが弾け飛んでブラチラするというこの不自然きわまりないシチュエーションは、どこのいちご100%のパロディですか?


・すごかったろう あれが王子の禁断の技「パロ・スペシャル」だ そうそう見られるものじゃないぞ

「禁断の技」や「そうそう見られるものじゃない」というフレーズのダブルミーニングに大爆笑でした。
また、宏海くんの「だろうな…」という短いつぶやきがおもしろさを引き立てます。


・祝!!ジャンプスーパースターズ本日発売!!

正直、無理をしたような(そして本編とすこしリズムが合わない)パロディラッシュは好みでなかったのですが、この最後のコマのネタ振りだと知った瞬間、崩れ落ちるほど笑いました。

まさに、「これも計算のうちか大亜門先生」の気分ですよ。



●デスノート

・くそっ… 逃げられたか? だから早く殺せと…

口に出して命令したわけじゃないですね。思ってただけですよね?
(早く殺せと思ってるのが聞こえんのか)とか妄想するだけだったら、平口君(薔薇十字の会員)と同レベルですよ。



●ネウロ

・登場人物

弥子ちゃんの好物はアイスの天プラ。
「キワモノ」の中ではわりとメジャーな料理だと思いますが、これって食い合わせなんじゃないかと思って、なかなか手が出せません。


・うんうん ビールともポン酒とも相性バツグンなんですよね〜〜

弥子ちゃんの「食べ物好き」というキャラクターがしっかり地についているなぁと思わされた一言でした。
たぶん弥子ちゃんはアルコールも飲んでいるのでしょう。ただ、それは酒が飲みたいからというよりも、(たこわさのような)食べ物の味を引き立てるための、いわば調味料の一つとして摂取しているような気がします。


・…まさか君は 行ったんじゃないだろうな? それを聞いて素人のガキの所へ? 行ってそいつに助けを乞うた!! 警察の人間が一般人に!! 「X(サイ)の正体がわからないので教えてください」…と!! 違うか!?

……と怒鳴った次のページで、「だが確かに!! そのガキが何らかの情報を持っている可能性はある! 私が直接尋問の手本を見せてやる!!」と語る笛吹さん。
もはや、「変わり身が早い」というレベルなんかとっくに超えて、二重人格の域に達しているじゃないかと……。



●ジャガーさん

・ああ〜全然違う! 完全に武士の霊か何かだったもん…

こういう発言がやっぱり素人ですね。
霊に詳しい人にとっては常識ですが、サムライが出没するのはテニスコート限定ですよ。
(あと、テニスコートでは指が6本になるとか分身して一人でダブルスするとかいう怪奇現象も起こります)