29号雑感 黒猫の感想も別のページに書きました。
●SBR復活!!
待ってました!! これで10週は安心してジャンプを買うことができます(なによりのホンネ)。
・「もう てめーらとは絶対(ゼッテー)に口はきかねえッ!」
すっごい捨て台詞。あなたは子供ですか。
もしかして、これからも「歯ぎしり」させられるためだけに、次から次へとこういうシチュエーションに放り込まれるんじゃないでしょうね?
・1stステージ結果
「ヘイ!ヤア!」って馬名がイカすなぁ。ますますポコロコが好きになっちゃいました。
その、なにも考えていないようなところが最高です。
総参加数3852人中、リアイタ82って、思ったよりも少ないですね。
完走率97.9%。その中にすら入らなかったアヴドゥルっていったい……。
・「月くんの疑いはほぼ晴れるという事です」
現時点で5%とか7%とかなんだから、「ほぼ」晴れてもそんなに変わらないんじゃないかと……。
言葉のトリックかな?
・「本物のキラっぽい「KIRA」のクオリティーの高い映像を」
私は、松井さん(仮)のセンスをちょっと疑います。
・ミサちゃん、今回も顔見せなし
「死神の目」って、本当にあの蛇みたいな目になっちゃってるのかなぁ。
月くんも取り引きすると、死んだ魚の目になっちゃうと……。そんな怪しさ120%な顔になっちゃえば、おちおち外も歩けなくなりますね。
・鼻毛発人間エクスプレス
「人間エクスプレス」と書いて「ヒューマン超特急」と読ませるものすごい和洋折衷 & 歯医者で赤ちゃん誕生には笑いましたが、この手の勢いで見せる連続攻撃も結構ワンパターンになりましたね。
なにより、へっ君が途中からツッコミに参加したのは、なんだか居心地が悪かったです。
●ぷーやん
・お守り
さすがにアイコラというところは予想外にしても、中身はだいたい読めてました。
でもやっぱり、この手の「お守り」で一番ご利益があるのは「江田島平八ピンナップ」ですよね? 普賢さん。
・ディフェンスライン 猪狩 大吾登場!!
あの目の周りのクマって、アモンと合体でもしましたか?
・致命的な鈍足
18th Down「光速の世界」の扉絵(コミックス3巻)に載っていた40ヤード走の記録で、大田原の5秒4に比べて、高見がなぜ5秒7なのかずっと気になっていました。
……まさか、その設定がこんな伏線になっていたとは。
もう、この作品には、3週連続で泣かされてます。
・岡倉パンチ!!
もう活躍のチャンスが無くなったかと思われた3バカにこれほどの見せ場! やっぱり、話月先生は「王道」のなんたるかを熟知しています。
今週に限っては、パピヨンすら岡倉に喰われました。こういうエピソードが出てくるから、武装錬金からは目が離せません。
・「『無我の境地』は脳からの伝達では無く イメージとして焼き付いたものを身体が直接反応して動いてしまう」
スゲー。「無我の境地」って脊髄反射だったんですか。
いや、それ以前に脊髄反射で他人の技をパクるだなんて、まるでヤブッゲホゴホ……
・同時刻 手塚のガットが…!?
わー、テリーマンの靴紐みたい。
それにしても、このシーンで許斐先生の力量ってものがよくわかりました。
ブチッって書き文字も背景に埋もれているし、切れたガットは画面の端の方だし、さらにいえば、手塚部長の視線はとてもガットの方を向いているようには見えないしで、マンガとしての演出が基本的なレベルでできていません。
編集のアオリに手伝ってもらってやっと意図したことが伝わるだなんて、プロとして失格ですよ。
どうして空知先生は、汚らしいキャラクターをこんなにもステキに描けるんだろう。
・「なんだチミはってか? そーです 私が…」
ヘンなオジさん登場だぁ―――!!
・渦・救命眼(スパイラル・レスキューガン)!!
あの支え方だとジュリアちゃんはともかく、レナちゃんはポロっと落ちてしまうんじゃないかと思った私はイヤな人間でしょうか?
でも、あのバカバカしい眼力のバリエーションには、ホント和みます。
シチュエーションだけ変えても、結局、これまでとまったく変わらない話運び。もう完っ璧に予想通りでした。
(まあ、いつもと違う展開になってたら、ジャンプ的に大事件だったでしょうが……)。
いちごの基本ストーリーボード
1.事件勃発 & パンツ
2.慌てふためく主人公 & パンツ
3.展開なし & パンツ
4.1.へ戻る & パンツ
(以上、無限スパイラル)
このマンガって、もしかして閉ざされた時間のお話だったんですか?
どうしてこのマンガでは、紳士的に手の内をさらしても(私の中で)盛り上がらないんだろう。やっぱり、基本的なところでマジメに戦闘をしていないからなのかなぁ。
なにより、このマンガでは、命にセロテープほどの重みも感じられないのが致命的だと思います。
そろそろ充電期間が必要になってきた時期ですか?
ヤケに白くて、まるで別のマンガを読んでいるようでしたよ。
◆20040617追加
・真中のベッドにて
真:(ヤバイ ヤバイ ヤバイ!!) ぞくぞくっ
↓
真:「俺 マジでヤバくなっちゃう…よ…?」
↓
西:「……ん いいよ…」
↓
真: ビクッ
↓
真: (´・ω・`)ショボーン
……暴発?
◆20040620追加
(「黒猫紳士」については、「いつも心にトレインを…」をご参照ください)
多くの話題をネットに提供してくれた黒猫こと「BLACK CAT」が最終回を迎えました。
これは、黒猫紳士としていくつかの活動をしてきた私にとっては、ずいぶん大きな事件でしたし、明日になってジャンプ30号を読めば、あるべきところにあるべきものがないという喪失感を覚えることになるのでしょうが、どうやら今のところ、スピンちゃん終了ほどの衝撃や痛手はないようです。
それはやはり、円満終了と打ち切りの違いなのでしょう。
中途半端な終わり方とか、回収していない伏線が山のようにあるとかいわれても、最大の敵クリードを倒し、過去を乗り越えた主人公が自分の生き方を確かなものにするという、作品の骨子を描ききることはできたわけです。
目的を達成した後、ダラダラと引っ張っるくらいなら、一つのピークの直後にスッパリ終わらせた方が作品としてもまとまることでしょう。これまで、引き際を間違えたがために作品としての価値をガタガタにされたジャンプ作品を数多く見ているだけに、この終わり方は悪くないと思いました。
黒猫紳士を知るまでは、空気マンガとしてスルーしていた「BLACK CAT」ですが、紳士活動のためにネタを探して読み込んでいくうちに、どんどん作品に対する愛着が大きくなりました。
ファンでもアンチでもなく、紳士としてこの作品を受け止めることができたのは、私にとって幸せなことだったと思います。