17号雑感


●もて王

・王子 あいすはきっとカンパイを『完璧なおっぱい』の略だと思ってカチンときたんですよ

なるほど! ということは、日本語の「乾杯」って、イタリア語と対になっていたんですね。
これで、また一つかしこくなりましたよ。


・おや あいすちゃんのお友達かい はじめまして

真白木先輩の印象が薄かっただけなのか、おバアちゃんがボケている(2つの意味で)のか、単に毒舌なのか、答えのない3択(いや、4択か……)の正解がとても気になります。


・まあ仕方ねえよ そこで隣に並んで座れないのが真白木さんらしい…

真白木先輩のキャラクターがよく伝わってくるセリフでした。
数式で表わすと、「男の純情」+「臆病」=「ストーカー」といったところでしょうか。


・俺は2人とも応援するぜ!

それぞれの思惑を勘違いしたまま会話が成立するシチュエーションに大爆笑でした。
本当に大亜門先生って、会話の組み立てがうまいなぁ。


・あいすちゃんの好きそうな話題を…

それで出てきた言葉が「あ あいすちゃん よく 桜の木の下には死体が埋まってるっていうよね」なのが笑いました。
……そして、その後なぜか泣けてきました。

真白木先輩、なにもそこまで歩み寄らなくてもいいのに……。


ところで「桜の木の下の死体」といえば、私は「帝都物語」を読んでから、それまでとくに感慨を抱いていなかった桜が好きになったんですよね。
そういう人は、別に珍しくはないと思いますが。


・巨乳対貧乳だよ バアちゃん!

モスラ対ゴジラ」や「キングコング対ゴジラ」のタイトルのつけかたを考えると、バスト対決は巨乳の方が勝利するというシナリオなのでしょうか?
イソップ童話の「ウサギとカメ」も、東宝が作れば「カメ対ウサギ」になっていたはずです)


・おれのためじゃなかった…

あいすちゃんのいうとおり、ホントに最低です。
「矢射子会長からエビフライをもらう」というシンプルな結果で、充分満足じゃないですか。
過程や……! 方法なぞ………! どうでもよいのだァ――――ッ ですよ。


ところで、小城くんと柴くんのやりとりに「また ややこしくなった」とツッコミを入れていたり、一くんの回想シーンを「最低」と評していたり、あいすちゃんってどこまで千里眼なんですか?


・あれ百手くんたちじゃない

幼女型スピンちゃんに引き続き、透瑠さんの登場!! 大亜門先生、ありがとうございます!!!(別に私のために出してくれたわけじゃありません)


スピンちゃん登場の後、ページをめくると探していたV博士が登場、話がエロ方向にものすごく脱線して、最後に1コマだけ透瑠さんがツッコミを入れて締め……という流れを想像していただけに、これは嬉しい不意打ちでした。
(下手をすれば、ツッコミ役はあいすちゃんになって、透瑠さんが出てこないパターンにもなっていたかも……)


そして、なにより嬉しかったのはその服装ですよ。制服姿ももちろん麗しかったですが、透瑠さんにはシンプルなパンツルックがよく似合います。
大ゴマでのちょっと困った顔もキュンキュン来ましたし、あらためて萌えなおしました。


ところで、私は先週号の感想で、俺… 透瑠さんの再登場を拝むまでは… 死んでも死に切れねえと書いたわけですが、このタイミングの良すぎる透瑠さんの登場はどういうことでしょう? もはや、私の天命は尽きたということですか?


……だったら、死ぬ気でアンケートを出し続けます。



●ワンピース

・フランキーデストロイ砲

素早い敵に弾丸が絶対当たるように砲手自身が追いかけるだなんて、対セツキ戦の電磁銃(レールガン)零距離発射を彷彿とさせますが、やっぱり、この砲弾も時速30km程度のスピードなのでしょうか。
(いまGoogleを使って「時速30km」で検索したら、いきなりトップに見慣れたページが出てきてびっくりしました)



●アイシールド

・この試合はもう勝ち目なんざねえ ケガだけはしねえように闘え テメーらには来年がある…

今週は、神龍寺ナーガの総合力を丹念に描かれていただけにこのセリフがズシリと響きます。


ヒル魔はなにを見てこんなことを語ったのか。本気で諦めたのか。雪光先輩の使いどころは?
……こんなにやきもきする「引き」は、巨深ポセイドン戦の『そして一年後』以来ですよ。



●リボーン

・粘写!!!

すごい! この発想とネーミングには本気で感心しました。
惜しからむは、まっする日本のロールシャッハテストを彷彿とさせるところですが、そんなことを知っている人はごく一部なので問題はないでしょう。



●デスノート

・捕まえるのは その時でいい そこで 押収したノートに名前がない者がキラです

ああ、なるほど。
ペンキでもブチ撒けて名前を書けない状況にすればそれでいいんじゃないかと思っていましたが、「名前が書かれていない人」を見つけるという目的があったんですね。


……それはそれとして、なぜ、月くんは、そもそもこの場で名前を書かせる必要があったんでしょうか?
名前だけ覚えさせておいて、あらためて好きなタイミングでノートを使うという方法だと、なにか問題でもあるんでしょうか?


・思い通り!

……うーん。
思い通りはいいですが、そうやって自慢気に語る策が読者の想像通りだっていうのは、かなり情けなくないですか?


・Lなら必ず ノートが偽の可能性に気付き試していただろう

いや、ニアが試していないという根拠はどこに?
試して、偽のノートだと知った上で、さらに作戦を立て直したという考えは出ないんでしょうか?


・だ…駄目だ まだ笑うな… こらえるんだ… し…しかし…


「ウププッ! クケッ! ウプップププププ

 腕時計の仕掛けでもノートのすり替えでもよォ〜〜っ
 予想したことがそのとおりハマってくれると
 今のオレみてえにウププッてな笑いが腹の底からラッキーって感じで………!

 込みあげて来るよなあ〜
 幸せって こういう気持ちをいうんだよなぁ〜〜

ウプププッ ウププッ」


というレベルの小悪党に成り下がってしまった月くん。

そんなことじゃあ、


「キラの今 言ったことは……
 間違っていますよ… レスター指揮官…」

「…………ニア?」

「予想したことがそのとおりハマっても 笑いなんて ぜんぜん込みあげて来ませんよ このキラの野郎に対してはねえ!」


って感じで逆襲されるのがオチです。



●BLACK CAT−黒猫通信−

・ココが斬新! 掃除屋的コマンドバトル

個人的な話ですが、敵のHPを0にしないように計算しながら戦うって、黒猫クエストでもやりたかったネタだなぁと思いました。



ミスフル

・こいつは唯一無二のオレの秘球… とくと喰らいな

この秘球が「確実に相手に当たるデッドボール」だったら、ミスフル全巻揃えます。
(でも、「とくと喰らいな」ってセリフからすると、この賭けは結構危険かも)



●ジャガーさん

・な――に大丈夫! だまされたと思ってついて来いって!

「今日から4月」と上記のセリフでオチはだいたいわかりましたが、それでも話の流れに笑わされました。
ジャガーさんが困るシーンって貴重なので、それだけで笑いが3割増くらいになります。


●目次コメント

・酷い食中毒で顔から体にかけて億泰の親父みたいになって大変でした。早く治れ。<雄介>

一瞬、大亜門先生のコメントかと思ってしまいましたが、それは「億泰」の前に「ジョジョ第4部の」という説明がついていなかったからです。
もしかすると村田先生も、世の中(すくなくともジャンプ読者)にジョジョを知らない人なんていないと思っている方なんでしょうか?
うんうん。その考え方にはとても共感できますよ。