19号雑感
半月ほど話題を外していますが、ジャンプの19号といえばジョジョ第四部特別読切が掲載されるはずだったんですよね。
読みたかったなぁ。「さよなら杜王町」。
(ウソ800(エイト・オー・オー)って、どこで入手できますか?)
●6週連続!! 2005年春の応募者全員大サービス!! 1stステージ!!
うわー。1−Fコース、『HUNTER×HUNTER』の幻影旅団クリスタルキーホルダーがすごくかっこいいです。
これ、店で売ってたら買うかも……。
1−D『アイシールド21』のポーチ&ミニタオル。せっかく各チームのマスコットキャラを描くんだったら、多色プリントにしてもらいたいですね。
ところで、盤戸スパイダースがやたら大きく描かれているのは、どういうことでしょう? この先、本編で王城ホワイトナイツを倒して決勝に出てくるという意外な展開が用意されている……のはさすがにないと思いますが。
「トーナメントは多分、皆さんの予想通りにはならないでしょう。結果は、選手自身が作るものです。」という稲垣先生の作者コメントが、いつまで経っても気になります。
・132nd down デビルバッツ創世記
予想をまったく裏切ることのないストーリーなのに、ここまでおもしろく描ける演出とストーリーに脱帽です。
ところで、この受験エピソードと栗田先輩が元神龍寺生だった(50th down 仏門の戦士達)という話は、どうつながってくるんでしょうか?
栗田先輩、高校受験で神龍寺を受けたわけではなさそうなので、中高一貫教育の神龍寺中等部でアメフトに目覚め、ドロップアウトして麻黄中に転校したということなのかなぁ。
・とっとと行け 糞(ファッキン)ジジイ んな集中力ガタガタで蹴ったって入るわきゃねぇだろ かえって邪魔だ
ヒル魔というキャラがよくわかる偽悪的なセリフにグッときました。
ところで、別に誰のこととはいいませんが、これだけ深みのあるセリフを素人に毛の生えたような声優さんに演じさせるのは酷じゃないでしょうか?
・…………ここって 桜庭さんのお見舞いに来た時の…
たしかにありました。このセリフ! こんな細かいところにまで伏線を残していたとは、稲垣先生の構成力はさすがの一言です。
この作品を読んでいると、稲垣先生も村田先生も持てる力をすべて注ぎ込んで読者を楽しませようとする心意気が伝わってくるのでとても気持ちがいいです。どこかのマンガとは、まるで正反対ですね。
・もしも… いきなり親父が治るなんて奇跡がおきたら 朝でも夜でも いや 試合の途中からだって いつだって駆けつけてキックしてやる!!
ムサシ復活の伏線は、これで整いました。ワイルドガンマンズ戦で、45ヤードのキックで試合を決めるという展開を今から待っています。
(たぶん展開は予想通りでしょうが、演出とドラマは期待以上のものになるはずですから本気で楽しみです)
・何やってんのアンタ… 13(サーティーン)ってなんだよ?
土方さん、そんなこともしらないんですか?
XIIIといえば不吉の象徴。伝説の抹殺者(イレイザー)と呼ばれたスゴ腕の殺し屋の胸元に彫られたタトゥーじゃないですか。
こんなの世界の常識ですよ。
●ブリーチ
・無限。今は信じれる。
このアオリ文って、まったく理解ができません。
担当の編集さん、意味不明でなんとなくカッコよさそうなポエムの写植ばっかり打たされているうちに、日本語の感覚がオサレ方向にズレてきたんでしょうか?
・ついに明らかになる第4の返し球(フォースカウンター)! その正体とは…!!?
なんだったんでしょう。
何度読み返してもさっぱりわかりません。
いえ、もちろん、相手のボールの回転を打ち消して返すショットだというのはわかりますよ。
でも、そもそもの大前提として、あの大飯匙倩(おおハブ)の超常現象じみた軌道が、「不規則なすごい回転」だけで実現されるということが納得できないので、その回転を打ち消したらどうなるというところまで頭が働かないんですよ。
さらに回転を止めたからって、別に距離感が惑わされたり、動けなくなったりというのも理解不能です。
回転しないというだけなら、単に重い球になるだけじゃないんでしょうか?(スパイダーガデッムみたいに)
・潜れ(しーめー) 最後まで残った8人がレギュラーやさ!
ええっと……。
比嘉中のメンバーって、テニスとか沖縄武術の技量は関係なく肺活量の多い順に決まるわけですか?
理不尽なスパルタという評価は、あまりにも妥当すぎます。
・きっと俺達(わったー)の時代が来る(ちゅーさ)!!
潜水を強要された後だというのに一人はメガネ、一人は着帽。
これくらいの余裕がないと比嘉中のメンバーにはなれないということなんでしょうね。
・「よっしゃぁーっ ビクトリー!!」 スポッ 「い いや… 皆の応援のお陰で勝てたよ」「わははははっ!」
このマンガに理屈を求めてもムダだということはいやというほどわかっていますが、この一連のやり取りの流れと意味がさっぱり理解できません。
「ぬかに釘」や「のれんに腕押し」と同義の慣用句として、21世紀のことわざ辞典には「許斐先生に質問」という言葉を載せてもいいと思います。
●リボーン
・内藤ロンシャン
南京錠ネックレス、安全ピンルック、鋲アクセサリー、重力に逆らうツンツン頭……。
もしかして天野先生は、こちらのページを参考にして、キャラクターデザインを決定したのでしょうか?
「今は西野が大切だ」
「東城 今 キミにすごく会いたい…」
スノウムレイディオでも取り上げられていたパンツリセットの謎の一端が解けたような気がします。
この害悪主人公って、極度の刹那主義者だったんですね。
> せつな-しゅぎ 【刹那主義】
> 現在の瞬間を生きることに全力を尽くすという考え方。一般
> には一時的な快楽を追求する考え方をいう。
(goo辞書より)
・真中さんのこと悪く言わないでっっ!!
なんという女! 自分の異常きわまりない嗜好を他人に押しつけるなんて最低です。
だいたい、人間にはできることとできないことがあるんですからね。
・大体あんなボケたよーな面(ツラ)した男… どこがいいんだか
正太郎くん、キミの言葉はまったくもって正論です。
ただ、キミは知らないでしょうが、J平の場合、面(ツラ)よりも中身の方がはるかにひどいんですよ。
・次週、ついに秘めてきた想いを伝えし東城に真中どう応える!?
「伝えし」? なんで、こんなファンタジーRPGに出てくる安っぽい口伝みたいな文章にしてるんでしょう?
べつに「伝えた」でいいじゃないですか。
・よし!! 賭けは成立だ!!
このコマ、ヤ○ザ側の手が5つあるのはどういうことでしょう? 普通に考えれば、可能性は以下の3つに絞り込まれると思いますが、果たして答えはいかに?
1.気絶している吾代さんが参加している
2.弥子ちゃんが参加している
3.実は、一人両右手の男がいる
・登場人物
新たに判明した弥子ちゃんの好物は「お弁当で最後に少し御飯を残してふりかけで食べる」ことだそうです。
ところで「ふりかけ」といえば、お好み焼きのソースにコクを与えるというのは本当ですか?
(答え:ウソです)
・飲み屋でも皆が席を一回は外したが それも五分程度 事務所へ行き社長を殺すことまでは出来ても… そんな凶器(エモノ)を隠す時間も場所もなかった
なにより、5分ではコアラのコスプレをすることすら不可能でしょうからね。
本当に犯人はこの中にいるんでしょうか?
・魔界777ツ道具 無気力な幻灯機(イビルブラインド)…
> 半径10m内における我々2人の「存在の解像度」を大幅に下げた
なんて小難しい説明をしなくても、「魔界における石ころ帽子だ」とかいってくれれば一発で理解できるのに。
> 「ヤダな 吾川君 おなかが痛くなってどっかに消えてくれないかな」
> (ボ…ボクが怒られるのかな? 大声出したのは吾川君だよ?)
飛ぶ鳥落とす勢いで好感度を下げまくる主人公、ユート少年。
話が進むたびに、J平との距離がぐんぐん縮まっていくような気がします。
それにしてもワガママで口が悪いな吾川少年、空気が読めない吾川ママ、ヒステリックな仲井ママ、天然というよりはどこか感覚がおかしい真由嬢、ギスギスした広村コーチなどなど、ほった先生は、この作品にイヤなキャラしか出さないつもりでしょうか?
……帯広の高月君、早く再登場しないかなぁ。
彼のまっすぐな気持ちと態度は、このマンガで唯一の救いです。
・火口卿介 パーソナルデータ
身長169cmって、見た目以上に背が低くないですか? 顔の大きさだけで30cmくらいはありそうに見えるんですが。
……もしかして、シークレットシューズとか着用してます?
●こち亀
・コスプレで「ガンダムのロボ」を初めにやったのはこのわしだ!!
てめぇ、このド素人が!! ゲルググはモビルスーツだろうが!!
ガンダムに出てくる「ロボ」はハロだけなんだよ!!
などとはいいませんよ。私はマニアじゃありませんから。
・全身甲冑(フルプレートアーマー)武装錬金! バスターバロン!!
あれ? 加速装置のスイッチがついたベルトはまだ修理できていないんですか?
それじゃあ、空を飛べません。飛べないアーマーバロンなんて、ただのバスターバロンですよ。
・巨 巨大化ーッ!?
まんまスーパー戦隊シリーズみたいになってきましたが、バスターバロンが中に乗り込むタイプの武装錬金でなくて本当によかったです。
なんといっても戦隊物のコックピットは、どれもこれも外部に衝撃があると爆発するようにできていますからね。
いくら照星さんが大戦士長とはいえ、シルバースキンでも装着していなければ3秒でお星様になってしまいますよ。
・つまり私が思うに 一度死んで生き返った主人公はスーパーパワーを身につけているという少年マンガ的なアレではないかと!!
ああ……、結局、こういう安易なパターンに頼るわけですか。
せっかく名作になれる世界観があるのに、話が進むに連れてどんどんグダグダになっていった展開がはがゆくてなりません。
こんなことなら、C・公明先生を原作に迎えて「国立アンニュイ学園」を連載したほうがよかったのではないでしょうか。
・ああ 実は4、5日前から場所取りしてるんだ
……あの、それってイジメというやつでは?
・逆境ナイン実写映画化! びっくりしました。僕一番影響うけたかもしれないマンガです。<京介>
うすた先生がそこまで「逆境ナイン」に入れ込んでいたとは知りませんでした。
いわれてみると、マサルさんによく出てきた「マンガにおける常識的な展開」を裏切るギャグ(極端に短い回想シーンとか)は、「神の涙」に通じるものがありますね。