43号雑感
●アンケート
作品リストの(18)はなにかの嫌味かと思いましたが、裏面の質問もあったわけですね。
もちろん、私は表紙にしてほしい作品として「もて王」を選びましたよ。
先週号の扉絵(キス顔)を、一度フルカラーで見たいじゃないですか。
・「アハーハー! 紹介する名前は 『瀧・ジェントル』夏彦で」「「「バカでお願いします」
まったくもって失礼な3人ですよ。
これじゃあ、まるで「ジェントルメン=バカ」みたいじゃないですか。
・高速のランニングバック アイシールドにじゅうい… いや…! 小早川 瀬那!!
まさか、このタイミングで正体を明かすとは思っていませんでした。
てっきり、この試合に勝った後、赤羽くんの前でヘルメットを取るのかと思っていたんですけれどね。
でも、これだけ密度の高いエピソードと演出を見せてもらえれば大満足ですよ。
ポセイドン戦前で唐突に出てきた感もあった「本当のアイシールド21」ですが、これからいっそう物語に深く食い込んできそうです。
・またなんかあったら よろしくメカドックな
おっと空知先生までトリコにするとは、太臓もて王サーガの魅力は底なしですね。
もちろん、これは第8章のサブタイトル「よろしくメカドック」をモチーフにしたものであることはいうまでもないでしょう。
●こち亀
・フランスの小学校(エコール)でも埋めたわ
へぇ、エコールって「小学校」を表わすフランス語だったんですか。
なんの影響かはわかりませんがこうもっと、「劇薬」とか「錯乱状態」とかいうようなデンジャーな言葉かと思っていましたよ。
●解ケツ!! 何でもジャン偵団!!
・依頼2『太臓もて王サーガ』の胸の谷間の感触は…?
「調査結果:まるでお尻みたいでした」というコメントがあまりにも秀逸でした。
……というより、この調査をしたいから「解ケツ」なんてタイトルにしたんでしょう? まったく、編集部も『もて王』をプッシュしたいならしたいで、もっと素直になればいいのに。
・ウチがやっちゃる!
このコマの手塚部長の姿が、あまりにも挙動不審に見えてしまうのは、きっと私の心が汚れっちまったせいなのでしょう。
・登場人物
弥子ちゃんの好物は新米。やはり、あの「まず白米ありき」という座右の銘はガセじゃなかったんですね。
なんというか、『花の慶次』において「塩が好物」と語ったまつを彷彿とさせる男らしさを感じますよ(いや、どっちも女性ですが)。
・せっかくだから そのまま金持ち装ってた方が… 変な疑いかかんないと思って 高い所は好きだけど
・せっかくだから そのままガリ勉気取っといいた方が… 変な疑いかかんないと思って 高い所は好きだけど
・せっかくだから 悲劇の女 気取っていた方が… 変な疑いかからないかと思ってさ 高い所は好きだけど
結局、真実は高い所が好きということだけでしたか……。
予想(?)が当たっても、どっと疲れが出ることってあるんですね。
・フハハハハ 何を突然 我が輩のようなセリフを
ああ、ダメだ。
「フハハハハ」という笑い声を見てしまうと、反射的にとある皇帝陛下(「絶望と共に散るがいい!」と語る貫禄たっぷりの中学3年生)のご尊顔が浮かんでしまいます。
今週号の感想をドイツ軍人風に語るなら……。
「掲載順位落下でもジョジョパロを止められない!
か… 「神」だ!
だ…大亜門先生は「神」になったんだ…!
我われ…読者は…か…「神」にだけは勝てない!
アンケートを出すしかないんだ!」
といったところです。
もう、笑い死ぬかと思いました。
・☆JC『太臓もて王サーガ』①ついに12月2日発売(予定)!! 大爆発!!
すごい。まだ9話しか掲載されていないのにもうコミックスの宣伝が……。
これって本気でジャンプ誌上初の快挙なんじゃないですか?
・私にとってはキラといえばヤマトより吉影! アルといえばエルリック弟よりヤンコビックなのよオオオオ!!
いや、普通にキラといえば吉影でしょう? こちらでも大人気ですし。
ところで私はアル・ヤンコビックの曲(「今夜はイート・イット」ではない)が入ったCDは私も1枚だけ持っているんですよ。
といっても、これのサントラですけどね。
・当然でしょう ここの作者が高校のとき入っていた部活は この漫画を最初から見てないと学校を去れって言われるところだったからね
おせっかい焼きのスピードワゴンが一言。
「環境でジョジョファンになっただと? 違うねッ!! こいつは生まれついてのジョジョファンだッ!」
でもやっぱり、友は宝です。
・「イタリア語!? 言いづらくない!?」「作品のファンなら日常的に使う言葉です」
たしかに実践的なイタリア語を学ぼうと思えば、ジョジョはうってつけのテキストですよ。
別に自慢するわけではありませんが、私もディ・モールト(非常に)以外に、アリーヴェデルチ(さよなら)とかボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)とかマンモーニ(ママッ子)とかグラッツェ(ありがとう)とかウーノ、ドゥーエ(1,2)とかベネ!(よし!)とかブォン・ジョルノ(おはよう)とかバクシーシ(お恵みを)くらいは軽く使いこなしていますからね。
・レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ
チェリーが出てきただけで反射的に花京院化してしまう温子ちゃん。
気持ちはわかりますが、かなり危険なことですよ。もし鉄格子を見たらどうするつもりなんですか。
まあ、もう一つの発動条件、「若い頃のトム・クルーズに似た人が見ている」を満たすのは難しいでしょうけどね。
・三角耳が被ってんだにゃん!!!
猫ドラ(イマン)くんの怒りはそれだけじゃなさそうですね。ちょっと質問してみました。
「もうひとつ!
ぼくは乾が嫌いだ!
(人気で勝てないのが)怖いんじゃあない 矢射子会長にヘーコラする態度に虫酸が走るのだ!
あの武装セイバー(読み切り版)とかいう阿保乾をぼくにちかづけるなよな」
・ああ! 彼女に勝てたことを誇りに思う…!!
すごい! このセリフとまっすぐな瞳にはシビれました。
これほど真摯な態度と、なにより「相手を敬う気持ち」を持った主人公は見たことがありません。
ジャンプの中で、こんなにさわやかな読後感を演出できる作品は他にないですよ。
「次号クライマックス」とか書かれていますが、もしこれが打ち切られるようなことがあれば、編集部の良識を疑いますね。
●カイン
・ご声援ありがとうございました。内水先生の次回作にご期待下さい。
とりあえず、最後のイジメがなくてホッとしました。
「鬼の目にも涙」って言葉が身に染みて伝わってきましたよ。