29号雑感
・よし じゃあ おれ達がぶつかる寸前で解体してやる!!
これ、絶対こっちの方が盛り上がったと思います。
ゾロが海列車を斬るくらいのことができるのはわかってますから、フランキー一味や船大工の面々にも活躍の場を与えてあげてくださいよ。
・追わねば!! “海列車”を!!! 護送すべき罪人が もし再び世に解き放たれる様な事になったら!! どれほどの民間人の血が!!! 涙が流れるというのか!!! この不平等な浮世にも差しのべられる正義はあると!!! 示すのだ!!! たとえ この荒波にこの手が!! 足が!!! もがれようとも!!! 罪なき市民の明日は必ず 私が守る!!!!
Tボーン大佐、カッコよすぎます。
海賊というアウトローを主人公に置いた作品で、これほど重くてまっすぐな正義を背負った人が登場するとは思いませんでした。
……ああ、それなのに……。
こんなに魅力的なキャラを、どうしてこんな風に使い捨てるのかなぁ。
・“三刀流”“牛鬼勇爪”!!!!
……なんだかなぁ。
鉄を斬れるようになってからというもの、ゾロの必殺技が本っ当に盛り上がりません。
べつに「技の名前を叫べば見開きで敵がフッ飛ぶ」というワンパターンに文句をいうつもりはないんですよ。なんといっても、これは『リングにかけろ』時代から培われてきたジャンプの伝統ですからね。
でも、このネーミングセンスだけは、本気でどうにかしてほしいもらいたいものです。
名前だけ見ても、どの技がどれくらい強いのかがさっぱり伝わってこない上、一貫性のないダジャレが盛り上がった気持ちを的確に冷ましてくれるため、全然作品に没頭できません。
そもそも、必要もないのにどんどん必殺技を増やしていくということが、技や奥義という言葉を使い捨てにしているみたいで大変興ざめです。
ムサシ復活!! でも、予想していたほどは私の中で盛り上がりませんでした。
ちょっとあざといシーンとご都合主義っぽい流れが鼻についたのが敗因でしょうか。
充分、及第点以上のおもしろさは味わえたんですけれどね。
・楽だから病院でサボってただけだ
うーん、微妙。
やっぱり、コミックス売り払わなくっちゃいけないのかなぁ。
(いや、セリフのスタンスがX仮面とは180度違いますってば)
・絶対ブロックしよ…!
じつにもったいない。このセリフは、ラインマンであり、「仲間(兄弟?)」を大切にする十文字がいうべきだったと思います。
「ギャグにもなってないし…!」というセリフと表情に真剣味が足りないのも気になりますし、やはり、たとえ主人公の見せ場を削ってでも、三兄弟の長兄としてのキャラを怖くて真剣なセリフで深めるべき場面だったんじゃないでしょうか。
・☆JC『ネウロ』第1巻7/4(月)発売! ネウロ弥子P(プロフィール)・DCSレシピ等オマケ満載!!
先週号にも掲載されていました(utsuさん、情報ありがとうございます)が、今週号にもDCSの文字が。
やはり、編集部内でもDCSはネウロの切り札として、認知されているようですね。
・登場人物
弥子ちゃんの好物は輪切り冷凍バナナ。
そういえば、冷凍バナナなんてひさしく食べていないなぁ。
ちなみに、私は冷凍ミカンなるものを食べた記憶がありません。週一回、給食にポンジュースがついてくるようなところで育ったんですけれどね(たぶん、こんなことをしている都道府県って日本に一つしかないんだろうなぁ)。
・材料となる情報さえあれば… 俺の「眼」は完璧な真実を造り出せる!!
うわー、行方(なめかた)先輩の行く末を見た思いです。
人物の大きさがまるで違ってたり、影の向きもデタラメな合成写真だったら、まだかわいげがあるんですけれどね。
・土の法術で手ぬぐいと お主の弟の間に引力を発生させたのだ
他の術は火術(かじゅつ)とか風術(ふうじゅつ)とかいってるのに、なぜ土だけ「土の法術」なんでしょう? 土術(どじゅつ)でいいと思うんですけれどね。
子供の頃「刑事コロンボ」が好きだったせいか、こまかいことが気になると夜も眠れません。
・あとは ニアが絞り込むより先にスナイダーの居場所を突き止められれば…
え? あれ? あれれ?
もう名前わかってるんですか? だったら、ミサミサの「目」なんかいらないじゃないですか。
・★一人っきりで緑豊かな一軒家に住まう内水融先生の作品が読めるのは週刊少年ジャンプだけ!!
マンガの方は完全に空気なので柱くらいしか読んでませんが、「一人っきりで緑豊かな一軒家に住まう」という形容詞にはちょっと涙を誘われました。
これが、噂に聞いた作家いじめってやつか……。
よく、こんなネタが少年誌に載せられたものです。
やっぱり、キャバクラ好きの編集長の鶴の一声があったのでしょうか?
・じゃあ 乳ならどうじゃあああ!!
なんでも、こういうお店でマナーが悪い客の職業の上位には「警察官、教師、医者」が並ぶそうです。やっぱり、普段、職場で品行方正を強いられている分、ストレスが貯まっているんでしょうね。
だからといって、マナーやルールを守らないいいわけにはなりませんが……。
・フハハハ てめーはドンペリなんざ 滅多に頼んだことねーからしらねーだろ! アレ マジでホント高けーんだぞ! ダース単位で買ってたら金なんてスグなくなる
荒木先生の家には常備しているみたいですけどね。
・対霊戦用の目くらましだけど 少しは足留めできるはず
20年ぶりの映画化で世間を賑わせている「Zガンダム」ですが、私が一番気になっているのは「ジェリド中尉、今度はちゃんと『目くらまし』っていわせてもらえたのかなぁ」ということだったりします。
(マンガの感想を書けよ)
・すぐに気付かなくてゴメンな〜っ で アレ一体いつ入れたの?
貴様が天下の往来で暴発しているときだよ。
・テメエといると不吉なんだよ! 落ちるなら一人で落ちろ!!
そこだ! やれっ!!
顔を土足で踏みにじるのもいいけど、確実にやるなら、欄干をつかんでいる手が狙い目だ!
・アカズか……
さすがは王。ジェリド中尉の失敗にもきちんと学んでいます。
・何だ? あの時代錯誤まるで隠さねースタイルはよ!?
思い出したようにヒップホップ調で喋り出したメレオロン。
でも、この雑誌でヒップホップは鬼門ですよ。語尾にYOとかつけるようになったら、セロハンテープ以下にランキングされかねませんからね。
●こち亀
・「もしもロボットの小説を夏目漱石が書いたらどうする?」「そんなの書かないわよ」
べつに漱石でなくても、ロボットが出てくる名作はいっぱいありますよ。
すくなくとも、ロボットという名称を最初に生み出したカレル・チャペックの「R.U.R」は一度読むべき名作だと思いますし、アイザック・アシモフのロボットものは基本的に外れがないと思っています(まあ、私はアシモフ万歳主義なので多少の色眼鏡はかかっているでしょうが)。
なお、ロボットが出てくる出てこないに関係なく、私がこれまで読んだあらゆる小説の中で一番おもしろかった作品はアシモフの「ロボットと帝国」(ISBN:4150112541)です。
予備知識なしでもすばらしい作品ですがシリーズの「鋼鉄都市」(ISBN:4150103364)、「はだかの太陽」(ISBN:4150105588)、「夜明けのロボット」(ISBN:4150110638)を先に読んでおくと、作品のおもしろさがケタ違いになることでしょう。
(アシモフファンが一人でも増えることを願いつつ……)
・痴漢が出るとか騒いで女性専用車輌までつくらせておいてだな! 何であんな派手な格好してんだ!
「大人と子供」という話の筋からは大幅に脱線したように思えてなりませんが、両さんの言葉には共感します。
そりゃあ、私も男ですから「派手な格好」が大好きです嫌いとはいいませんが、それでも「おあずけ」状態を強いられるのは、多少なりとも苦痛を伴いますからね。
・秋本先生に両さんリューク、中川月(ライト)、麗子ミサのイラスト入りJCを戴きました。感激! <健>
……かなり真剣に見たくないです。
これ、デスノートの帯とかについたら、間違いなくそこだけ燃やしますよ。
・仕事中のコップをワイングラスに変えました。ちょっとゴージャス☆ 中身はジュースだけど <桂>
まさか、ワイン・ロックを気取っているつもりですか?
・いちごC(カプセル)フィギュアを頂いた。あの出来で200円はマジお得!? フィギュアって奥深い… <水希>
リアルなJ平のフィギュアがあるなら、サンドバッグやダーツの的やワラ人形代わりに使ってみたいものですが……。
いずれにしても、200円を払ってまで不快な思いをしたいなんて奇特な人がいるとは思えないんですけれどね。