8号雑感

●表紙

リョーマ リョーガ いよいよ大激突!!

リョーガくんの持っているミカンを見て、「おっ! テニス様、W巻頭カラーで打ち切り!?」と思った人、正直に手を挙げなさい。
先生、怒らないから(むしろ誉める)。


ジャンプフェスタ 2005名 大プレゼント!!

・10 かるたの王子様2・10名

むらいを だしていよいよ はんげきだ!」
あすごい! ろっぽんゆびの くーるどらいぶ」

とかいう読み札があるのでしょうか? ちょっと興味を引かれますね。


・22 ボボボーボ・ボーボボ ぬのハンカチ・30名

この企画で、私が一番欲しいのはこれだったりします。
まあ、こんなものアイロンプリントですぐにもつくれそうですが……。


●アイシールド

ヒル魔妖一 奴こそ― 泥門デビルバッツの裏エースだ…!!

こういう評価が今までなかったのが不思議なくらいなんですが……。
読者にとっては、ヒル魔こそがデビルバッツの中心人物であり、キーマンであることは疑う余地もないんですけれどね。


・鳥の叉骨(ウィッシュボーン)

技の凄さと難しさをアピールしながらも、「移動型の投手(クォーターバック)」であることを始めとして、「絶妙な渡したフリ」や「相手の攻撃のクセを読み切る眼力」というようなこれまでに描かれてきたヒル魔の能力がきっちり伏線として作用しているため、ご都合主義で難しい技を成功させたと思わせないのがすばらしいです。


まあ、セナとモン太のコンビプレーは、ぶっつけ本番にしては(ご都合主義くさいほど)息ピッタリでしたが……。


●コミピタ2

・HUNTER×HUNTER

あのー。ゴン、縮んでませんか?


・パンツ100%

第1話からカケラも成長していないということがよくわかりました。
あと、保健室でも暴発していたんですね。


劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ The First Game

・これはいったい何!?
> →『テニプリ』の映画で爆発シーン!? 何とこれはあの人の技だ!!

……(゜▽゜;)


・前代未聞の空中戦!?
> →一つのボールを追うリョーマとリョーガの攻防! 要注目の映像だ!!

……(゜Д゜ )


えーと、あの、これってビデオドラッグか何かですか?


●テニス様

・ク クソッ 前に……… 前に出れねぇ

田仁志くん、心の声は標準語なんですね(ややなまってはいますが)。
やっぱり無理して沖縄弁を使っているのかなぁ。普通に喋ればいいのに……。

なにより、アクセントもイントネーションも伝わってこない文字媒体で方言の味はなかなか伝わるものではありません。下手をすれば、作品が読みづらくなるだけです(なにをいまさらという意見は置いといて)。
そこで、不肖、目黒 学。偉大なる許斐先生に代わって「読者にわかりやすくセリフが伝わり、沖縄らしさを演出できて、なおかつ爆笑を誘える」という画期的な「なんちゃって沖縄弁」を考えてみました。


やり方
準語の語尾に「おせんみこちゃ」をつける


許斐先生、ぜひこれを使ってみてくださいおせんみこちゃ。


・今まで打ってたのはドライブC… 回転数はそれの半分にも満たない そして… 今から打つのがCOOLドライブ!

これまでのCOOLドライブの倍ということは、やっぱり12本の指で不規則な回転とか掛けたりするんでしょうか?


●銀魂

・オイ 茨木 またキャバクラ行ったらしいな 今度 俺もつれてけ

編集長のキャバクラネタは鬼門ですよ。
スピンちゃんでも触れていたという実績がありますからね。

まあ、今週号の78ページでも紹介されていたように、この作品における編集長いじりは今に始まったことじゃないようですが……。


・よしんばP.S.が世界平和を願うという意味だとしても許せねーよ コレは!

世界平和を意味するP.S.。
Pは「Peace」、Sが「Sekai」という意味ですね(なんでローマ字なんだ?)。


・「俺たちが宇宙一の大工であることを思いしらせてやろう!」「兄者 それは違う 俺たちは宇宙で二番目だ 一番は…」「「茂吉ぃぃぃぃ!!」」

ウンケイ、カイケイの二人をしてここまでいわしめる茂吉さんのラストエピソードは、ぜひとも聞いてみたかったです。


ところで、デリバリー大工のお二人さん。あなたたちもなかなかの腕前のようですが、日本じゃあ二番目ですよ。
一番はこの方です。


こち亀

名誉を返上しまくった前回の大阪漫才新年会を書いた直後に、このクオリティ。
……秋本先生、分裂症とか患っていませんか?


・でさー 明日の事だけど…

車の中で携帯を使うなといい続けてきた私にとって、「シルバーアーマーZ」はとても好意的な笑いをもって受け入れられる品でした。
本当に商品化してくれないかなぁ。


●2大漫画賞大募集!!

武装ポーカー」で第20回の手塚賞準入選を果たした荒木飛呂彦先生の名前が載っていないんですが、SBRの復帰はまだまだ先ということなのでしょうか?


●ジャンプ十二傑新人漫画賞大募集!!

・最終回 空知先生にインタビュー!!

セリフの使い方、キャラクターの特徴づけなど、銀魂のキモともいうべき大事な要素を惜しげもなく伝える空知先生。
やはりこういう企画にはインタビューという形式が合うのかもしれません。

こういうことなら、矢吹先生にも質問してもらいたかったですね。「どうすれば、あんなにも斬新でオリジナリティあふれるエピソードを思いつくのですか?」とか。


●ゲドーくん

・わかりました ポコペソくんの正体!!

未確認生物、ネオ・リク・クリオネ
秘密のトーナメントで大勢の観客の目にさらされているという点には(無理やり)目をつぶるとしても、学名がついていて、パソコンで調べられるという時点で、今更ながら「未確認」という形容詞が空回りしています。

この作品における「未確認生物」の定義って、なんなんだろう?


・西洋の「悪魔」 日本の「鬼」なども この種だったかもしれない

こっそり、「鬼の手」の主が紛れ込んでいるのはご愛嬌ですね。
ところで、一番上で背中を向けているのは誰なんでしょう?(ボルテスVのプリンスハイネル? ……いや、ちょっと違うような)


・正々堂々といこうじゃないか… お互いに 紳士的にね

ということは、背後を取ったら「うしろがガラ空きですよ」と声を掛けたり、新しい技を出すときには事前に逐一説明したり、飛び道具を鈍器として使ったりしなくちゃいけないわけですか!?
負けが許されないこの戦いで、そんなおふざけを強要するのは苛酷というものですよ。


・その弱点を解決できる… いい方法があることに気づいたんだ!

この時点で讃良ちゃんのお色気シーンが予測できた私には、もはや少年の心など残っていないのかもしれません。
それどころか、「いや待てよ。その方法だと、むしろ頭に血が上るどころか……」と考えてしまった私は、もはや人として大切な物を失ってしまったような気がします。


中原中也先生、私も汚れてしまいました。


・コンBATマグナム

こんな名前をつけるから、アシスタントさんに「オヤジギャグですね」とかいわれるんですよ。
それにしても、背景といい、ポーズといい、フキダシの形といいこのコマはずいぶんと「リングにかけ」ていますね。


●パンツ100%

・扉絵

かってに改蔵」(ISBN:4091264638)風にいうなら……、
> 「ケガしちゃいました。」
> 「あざとい!! 包帯はあざとい!! アヤナミ以降の包帯はあざといものな。やるな西。」

本編には一切関係がなく、本当に「ただ、あざといだけ」の扉絵が、的確に不快感をあおります。


・いきなり汚ねーカオみせんな――っ

心配した友人が近付いてきたら、「汚い顔」呼ばわりしてグーで殴る。
……こういう人間は死刑にしてもいいと思います。


・こずえちゃんとのこと 軽くカン違いしてるみたいだけど

誤解されるのがイヤなら、「彼女とはパンツだけの関係だ」って、はっきりいえばいいのに。


・しんちゃんもコイツの足踏んでやってよ でなきゃ 気がすまない〜っ

その程度で許してしまうだなんて、なんと大きな心を持った女性でしょうか?
普通の人間がヤツに足を踏まれたら、頭から熱湯を掛けるとか、心臓に白木の杭を打ち込むとか、酸性洗剤と塩素系洗剤を混ぜたトイレに密閉するくらいのことはしないと気がすまないはずなんですが……。


●武装錬金

・速度(スピード)を上げるぞ

根来さんも詰めが甘い。
ここで「リズムを上げるぜ」とかいえば、凄まじく大きい精神的ダメージを与えられたのに……。
もちろん、とどめは「リズムにHIGH!」で。


●じゃんぷる

・怒れメロス

> 「何座?」
> 「いて座だよ!!」
> 「ボケろよ」

ふと思い出しましたが、蛇つかい座ってどこに行っちゃったんでしょうね?


●目次コメント

・いよいよクライマックス! 大増23P 未確認少年ゲドー

……って、ええーっ!?
いや、今回の話に文句はありませんが、これでシリーズのクライマックスなんですか?
465ページにある「連載陣」を見ると、9号の扱いはジャガーさんの前という打ち切り危険区域ですし……。
来週のジャンプを読むのが、なんだか真剣に怖いです。