『ジョジョの奇妙な冒険』60巻「『グリーン・ディ』と『オアシス』その8」より

本当に幸せを感じるって状況…

あるよな…

大亜門先生……


太臓もて王サーガを読んでいるときの「幸せ」には…………『2つの場合』があると思うんだ


ひとつは
ネタが…ジョジョパロだとわかった時… 幸せだと感じる

矢射子会長がエビを食べて『状態2』になった時は
実にヤバイとパニクったよ……
ネタがわからないと思ったんだ…


だが おれは思い出した……


自分の経験と…… 記憶力で元ネタを理解したんだ…………


それって『幸せ』だって感じるんだよ……

今 本当に………


そして幸せだと感じる『2つ目』の状況は…!!


透瑠さんを見つけた時だあああ――ッ!!



やったッ!

見せろッ!

透瑠さんをッ!


わたしに透瑠さんの顔をッ!


よおーく見せるんだ!


スピンちゃんの連載が尽きて…

それでも命を終えない顔をッ


透瑠さんをわたしの方に見せながら連載していけええええええええええ

うわははははははははははははははははははははははは



……すみません。興奮のあまり、萌えるゴミと化してしまいました。
(あまりに嬉しかったので、中途半端にほったらかしにしていたジャンプ関連コンテンツを書き直したほどです)

16号雑感


●もて王

ティッシュじゃなくて ティシューです 箱にもそう書かれています

自分は宏海くんに「ティッシュ20箱」とかいっていたのに、そんなことを微塵も気にしないところが悠くんらしいですね。
それにしても、ティシューって言葉は市民権がないなぁ。


・フズアケ杉

なんだか他にも「ハシャギ杉」とか「チョウシニノリ杉」とかがありそうな名前ですね。

それはそれとして、この名前からすると魚雷先生が飛び込んでくる展開も期待していたんですが……。


・ええっ!? 究極の自己紹介!!?

服が弾け飛んだことよりも、その後の「あ…コ…コラ! なんでお前はこんな状況で!」に大爆笑でした。
「悲しいけど コレ本能なのよね」というべきなのか、「オレのトランセルのバカ!!」というべきなのか……。


・さすが王子! 常に前しか見ていない!!

「少しは自分の身を顧みろよ」という冷静なツッコミがツボでした。
「夢ばかり見ていると現実に足をすくわれてよ」と諭した月田明子マネージャーの言葉を思い出します。


・あ…あああ あいすちゃん! 違うんだ コレは オレにもよくわかんねえんだけど…! あ コ コラ! なんでお前はこんな状況で!

ああ、真白木さんまで……。
でも、私の愛するSFコメディ「宇宙船レッドドワーフ号」に出てきたセリフを借りるなら、「自分のペニスをコントロールできなくなれば一人前の男」だそうですから、男の中の男である真白木さんがトランセルをコントロールできないのは必然というべきでしょう。
(こういうセリフをよりによって女性にいわせる辺りが、さすがBBCです)


・あいすに直接訊かないところが真白木だな…

セリフに出さず、思っているだけというところが黒いなぁ。
シャイで控え目で純情な男心を理解してあげてくださいよ。


・根元付近にこういったコブのようなものがついています

って、なんだよオイ、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーか。完成度高ーなオイ。


・で…出たな ドロンボー

どちらかというと、あいすちゃんのマスクの形を見れば「新造人間キャシャーン」を思い出す方が自然だと思われますが。

……あいすちゃんがドロンジョ様のコスプレをしても、たぶん、似あわないだろうなぁ。


・「手を離せ 真白木! このままだと お前も凍死させられっぞ!」「かまわん オレはいつでもあいすちゃんの味方だ」

もはや真白木さんは、あいすちゃんが氷を操るということについて、なんの疑問も抱かなくなってしまったんでしょうか?
このままだと、間界の存在を公にしたくないあいすちゃんの手にかかって抹殺される可能性も出てきそうです。


いや、これって本気でマズイですよ、真白木さん。
大亜門先生と担当の齋藤さんなら、「愛する女(ひと)の手で殺(さつ)!! 」というアオリ文句を使うことに躊躇しない(というか嬉々として行なう)でしょうからね。



●テニス様


・気を失って尚 君臨するのか


『無意識』……
マンガはある意味 その作者の無意識の欲望だ………

心の中に常識があれば……………
無意識にどこかで「ブレーキ」をかける作品になる……………


だが許斐先生は「思いつき」を楽しみ それを生きがいにしている…
だからこんなマンガになった


こんな事するとは………
許斐先生にはブレーキがない! これは常識の限界がないマンガだ


『ジョジョの奇妙な冒険』60巻「『グリーン・ディ』と『オアシス』その5」より)


ラケットを持っていることがなにかの間違いじゃないのかと思わせるほど、テニスマンガの展開じゃありません。
すごいなぁ、許斐先生は。松井先生や坂本先生とはまた別の意味で怖いものなしです。

もはや、試合会場にバリカンが持ち込まれている(というか、試合中ずっと持っていたのか?)くらいじゃあツッコミを入れる気にもなれませんよ。



●ネウロ

・魔界777ツ道具 地獄の地獄耳(イビルバタフライ)…

受信器のくしゃみに血の気が引きました。

いろいろな死に様を見てきた兵藤会長ですら、「耳から針を刺し込み、その針で鼓膜から脳を破り死んでもらう死に方は初めて」といってたんですよ。



●デスノート

・神!

ああ、残念。
私はてっきり、ノートを知る者が全滅した後、なにかの間違いで魅上が月くんの名前を書いてしまうという展開になると思っていたんですが。


ガモウ先生は、この作品をどうやって終わらせるつもりなのかなぁ。



●タカヤ

『クラフト』の薄っぺらい設定に腰が砕けました。
炎刃王ウィルスは、坂本先生のマンガ家生命をとことんまで蝕むつもりなのでしょうか?


坂本先生、もうこうなったら漫$画太郎先生に倣って、最終兵器「炎刃王編はなかったことにしてください」でも使わないと、マンガ家として二度とふたたびジャンプに戻ることはできなくなりますよ。


・クラフトには固有の能力が備わっているんだが… その能力が“占い”ってのも他に聞いたことがねえ

そんなことはないんですけどね。
「キング・クリムゾン・エピタフ(墓碑銘)」とか「天使の自動書記(ラブリーゴーストライター)」とか知らないんですか?



ミスフル

・驚くのはこれからです 新生四大秘球 全てのお披露目ですよ

心底驚きました。
4球使ってストライクバッターアウトだなんて、どれか一つはまるでストライクゾーンにはいらないムダ球ってことじゃないですか。



●ジャガーさん

・髪は元に戻りませんでしたが 一番大切な物が戻りました… 私の心です!

作者がうすた先生だけに、これがカリオストロのパロディなのかどうか、じつに悩ましいところです。
大亜門先生なら、迷うことなどなにもないんですけどね……。

  『STEEL BALL RUN』#12「ルーシー・スティール」より

大亜門先生…………

わたしはあなたが連載していてくれて

そして ほんのささやかなパロディが見られれば満足なんだ


他には何も必要ない…


ただ ジャンプに透瑠さんが出てくるのはちょっと嬉しいかな……………
ジャンプなんて日本中で数百万部しか売られていないんだが……………


太臓もて王サーガのスミの方でいいんだ…

すっごく小さな扱いで…

それだけでいいんだ…


……………
たったそれだけで…


そのために 人気投票アンケートを出し続けよう……………



今週もスピンちゃんは出てきたのに、なぜ透瑠さんが出てこないんでしょうか?
刺すような視線と冷たいツッコミなら、透瑠さんの役目なのに。

15号雑感


●もて王

・表紙

チョコを持った透瑠さんという素敵すぎるカットで全世界に感動と興奮を与えた、伝説のセンターカラーの裏バージョンといったところでしょうか。

ところで木嶋先輩、映えある「リョウミギテーズ」の殿堂入り、おめでとうございます。
(単に、右腕の関節が3つあるだけなのかもしれませんが……)


・王子が食べてくれなかったら危ないところでした

リアクションがものすごく読みやすい相手とはいえ、完璧に先を読み切ってネタを仕込む悠くんは、なんだかんだで太臓王子の一番の理解者なんだなぁと思いました。
これもまた、一つの愛の形……なのかなぁ。


・悠…お前 面白のためにチョコまで作ったのか

さすが大亜門先生。「面白」という使いどころの難しい言葉を見事に使いこなしていますね。
けっこうインパクトもあったこの言葉ですが、流行りそうで流行りませんでしたね。


・ククク… どうだ衰えるどころか ますます勢いづく木嶋ゾーンは! 今なら惑星だって吸い寄せられる気がするぜ! どんな境地に至ろうと この技だけは誰もマネできまい!!

こういうパロディを見ると、テニス様ってやっぱりギャグとして見るのが正しいんだなと思って安心します。
それにしても、パロディなしでもセリフがきちんと成り立っているところがさすがですね。


・「ゴーコンってあれだよな!? 大学生とかがよくする 男女数人ずつが集まって…」「はい 強引に結合(コンバイン)するイベントです」

ヤバいなぁ。これ、アメフトで有名な某京都の大学の話じゃないですよね?


・太臓です! 結婚してください!!

第一話からまったく衰えることのない瞬発力に爆笑でした。
学習とか成長とかそういったことに無縁の唯我独尊ぶりで、このままずっと突っ走ってもらいたいものです。


・「腹黒い三連星

卒業する前に出てきたら、「腹黒い三年生」だったのに残念です(なにが?)。
ところで、腹黒という言葉で「マシーンはらぐろ」を思い出す私は、もしかして小数派ですか?


・先パイのパイ先

こういうのも回文っていうんでしょうか?
大亜門先生の言葉のセンスにはいつも感心させられます。


・宏海の十八番(オハコ)は『オーチンチン』と『*〜アスタリスク〜』だったな

話はまるで変わりますが、私は「金太の大冒険」なら暗唱できます。
これくらいは紳士の嗜みですよね。


・ヤッベ オレって噴上裕也!?

「温子ちゃんを攻略するためにジョジョを全巻読破した」という流れで、無理なくネタを仕込める条件を整える……。
大亜門先生って本当に策士ですね。


・「ええーなになに!? なに このラブコメみたいなおいしい展開!?」「こんなラブコメはねーだろ!」

たしかに今は存在しませんが、かつてはこういう強引な展開でいちごパンツとかいちごパンツとかいちごパンツとかが出てくるラブコメ(?)があったんですよ。



●男の価値はホワイトデーじゃ決まらない!! 勝ちある男は白熱ファイトでい”” グッズプレゼント!!

・2番「ラシアンルーレット」

ロシアンではなくラシアンというところに惹かれるものを感じました。

ラシアンバレエ(ダンス)とかラシアンティー(紅茶)とかラシアンブルー(猫)とかラシアンフック(必殺技)もこうやって表現すると新鮮でいい感じです(……そうかなぁ)。



●テニス様

・そして――

ページをめくって大爆笑でした。


それにしても、テニスの公式ルールブックには、ダブルノックダウンについても記載されていたんですね。
分身とか隕石についても、ちゃんと対処方法が網羅されているのか、ぜひ知りたいものです。



●蟲人間INSECTOR

・俺は地蜘蛛!! 穴から這い出て得物を狩る

インパクトがあるはずだった蟲人間の登場シーンも、「ああ、ネウロの噛み切り美容師の二番煎じか」という印象しかありませんでした。
松井先生は本当に罪深いマンガ家ですね。



●タカヤ

・あらすじ

> 『閃武新生闘王会』終了後、理由も分からず渚が行方不明に。
> 戸惑うタカヤ。そんなある日、謎の影がタカヤにまとわりついてきた!
> 意識を失ったタカヤが目覚めた場所は明らかに別世界だった…!!

コンピュータ・ウィルスの駆除はまだ進んでいないようですね。
平然とこんなあらすじを載せる辺り、作者もろとも、担当も炎刃王ウィルスによる催眠術で正気を失っているとしか考えられません。



ガリプロ想像科 第5回

・第2回ハマー的発想

東京都の「チーム★ぐんてさん」って、27万歳なんですか。
あのデーモン閣下より年上の人なんて初めて見ましたよ。

 『ジョジョの奇妙な冒険』2巻「生ける死者(リビング・デッド)の襲撃 の巻」より


へ……

編集長オオオ!


もう少し…………

もう少し

ガンダムネタを使わせてもらうぞォ!


……自分でも……

どこまで……読者に理解されるか

…まだわからないからなァ………………



などという会話があったかどうかは知るよしもありませんが、黒い三連星ネタとか、どれくらい今の読者に通じるんでしょうね?

14号雑感


●もて王

不調だった前回がなにかの間違いであるかのように、全ページ大爆笑でした。やっぱり大亜門先生は、こういうスタイルでなくっちゃ。
なによりも、パロディのネタが私のストライクゾーンすぎます。


・今年の注目は やはりこの人たちでしょう! 3年の中でもトップクラスの美女4人がエントリーしてくれました!

呼吸困難で死ぬかと思いました。
シャッフルされた「方角」と微妙にかわった下の名前がパチもんくさくて、余計に破壊力が大きかったです。


・「今日を逃すと もう会えませんからね」「ホント卒業生でよかった」

これほど秀逸なパロディでありながら、きっちり「使い捨てのキャラですよ」と明言していることがとても潔く、「じつにもったいないなぁ」と思わせてくれる贅沢な笑いを楽しめました。
大亜門先生は、茶の湯にも通じる心を持っていらっしゃるようです。まさに「いちご一会」の精神というやつですね。
(わがことながら、このうまいこといおうとする根性が勘に障るな)


・って あれ? 何でオレ いちごパンツとか口走ってんだ? 見た事ないのに

私も見たわけじゃないですけど、なぜか、それ以外のパンツは想像もできません。
統計を取ったわけではありませんが、たぶん精霊が降りてきた人の数は、数百万の規模に達するかと思われます。


・二足歩行ロボ『チョコボールこずえ』

名前ネタに言及すると、私がパンツマンガの中で一番嫌っているあのサービスガールに触れなくちゃいけなくなるのでパスするとして……。


こういうロボットが平然と出てくるところは、やはり「時は21世紀初頭 ロボットが社会に浸透してきた時代の物語―――」というナレーションで始まるあの名作とのリンクを強めたと見て間違いなさそうですね。
これはいよいよ、われわれの悲願、透瑠さんのレギュラー化も夢ではなくなってきましたよ。


・「それに そんなの持ってたら またアイツが来るぞ」「あー アイツか そうだな」

本当に杉音嬢が卒業した後の玲夜くんのキャラ付けが心配です。
こんなにも生き生きとしている玲夜くんがこれで見納めになるくらいなら、いっそのこと主要キャラを唐突に異世界に飛ばして、「突然はじまる物語(ストーリー)」を紡ぐというのはいかがでしょうか。
(でも、太臓もて王サーガには「間界」という設定があるので、どこかの森マンガと違って「唐突さ」がレッドゾーンを超えて振り切れることはないんですよね)


・一番人気の南乃先輩のハートを射止めたのは 同じく卒業生の純平(すみひら) 千太(せんた)先輩だー!!


ピッキイイーン

目黒「あ!」


目黒「 大亜門先生ったら センターJ平のこと考えてる
今… 先生と心が通じあった感覚があったわ」


大亜門先生「考えてねーよ」


目黒「きゃあああああ!

『ジョジョの奇妙な冒険』13巻「DIOの呪縛 の巻」より)


たとえ単なる偶然とはいえ、「真中(←「ごみくず」で変換できるよう登録済み)」が「センター」と表現されたことに飛び上がって喜びました。
大亜門先生と同じタイプのスタンドセンスを持っていたなんて、じつに名誉なことですよ。たとえていうなら、ワムウのような立派で強い戦士に殺されるくらい名誉なことです。


・阿久津って ああいう幼児体系が好みだったのォ――――――!!?

やっぱり矢射子会長はかわいいなぁ。透瑠さんにはおよばないにしても……。


私の心の師、真白木さんは「俺は巨乳派より微乳派だが… 別に小さいからいいというのではない 「胸の小さい事を気にしている」事がいいのだァ―――!!!」という名言を残していますが、これは胸の大小そのものよりも、女の子が抱えるコンプレックスに惹かれるという男のロマンシング・性(サガ)を謳い上げた言葉として捉えなおすべきでしょう。
結局、「守ってあげたい」と思わせるだけの弱みを自分だけに(←ここが最重要)見せてくれる……と思わされた時点で、男に勝ち目などないのです。

私もその例に漏れず、抜群のプロポーションを持った矢射子会長には心動かされることはありませんでしたが、自分のスタイルが好きな人の好みでないと知ってショックを受ける矢射子会長にはキュンキュンきましたよ。
(……ツンデレという専門用語には明るくないですが、ツンデレラーの気持ちってこんな感じなのかなぁ?)


・な…ななな 何でもない! 何も見てない!!

やはり、こういう場面を見て「どうした?」と聞かれたら、「え! い… そッ その… あの」「あれッ! 急に目にゴミが入った! 見えないぞッ 2人なのか よくわからないぞッ!!」と返すのが正解だと思います。
(ところでナランチャって、やっぱり誤解を抱えたまま涅槃に旅立ったんでしょうかね。……合掌)


・センターカラーゲット以来の大番狂わせだ―――――!!

いや、透瑠さんが登場したときのアンケートが反映されていたはずですから、まったく順当な結果だと思いますよ。
ファンとしてのささやかな願いですが、次はぜひ巻頭カラーで透瑠さんを出してください。



●ワンピース

・“ウシウシの実”モデル“麒麟(ジラフ)”

うわ〜恥ずかしーー!!
先週号でカクのキリン姿を見たとき、てっきり「“ウマウマの実”モデル“麒麟(ジラフ)”」を食べたんだと思っていましたが、“ウシウシの実”だったんですね。
調べてみると、キリンってウシ目キリン科の動物なんだとか。
まったくもって恥ずかしい限りです。こんなことでは、矢吹先生に顔向けができません。



●ネウロ

・『謎』を形成する悪意… とくに人を殺人に駆り立てるほどの悪意は そう簡単に消せはしない

いろんな意味で超怖ぇ――!!!
……って、どうして「太臓もて王サーガ」では第1話を飾りそうなネタをこんなにさらっと使いますか。
松井先生って、本当に怖いものなしですね。


・見せてよネウロ この事件の『謎』解きと… あんたの中身

パンプキンヘッドがハロウィンのお化けに変わるという描写の巧みさに驚かされました。
松井先生くらい「自分だけの武器」を熟知しているマンガ家は、今のジャンプにはいないんじゃないかと思います。
(もちろん、現在、黒猫第2部を鋭意構想中であろう矢吹先生は別格ですよ)



●ツギハギ

・詳しいことは漂流録の発売待ちかぁ〜

このセリフで、やっとこのマンガの世界観が見えてきたような気がします。
本しか娯楽と情報源がない世界なんですね。ツギハギというかムリヤリな感じがあった世界設定に、ちょっとだけ得心がいきました。


・デンジャーレベル

現在(……というか慢性的に)ジャンプに不足しがちな栄養素、ハンター分をちょっと摂取したような気分です。
まあ、すこし薄味ですが、それはこれから煮詰めていけばいいわけですし。


・未開でも喫煙者への風当たりは強いようだな

おい諸兄…
そこの君だ………

君の事だ 橘 諸兄
君は 今 何をした?


今 捨てたよな?

その「タバコ」を捨てたよな?

このアウヤンプティーの森に…


今 捨てたよな?
そういうものを捨ててんじゃあないぞ


その「タバコ」の話だ 橘 諸兄
そういうものとかゴミとかを適当にポイ捨てするって行為はだな…

この「アウヤンプティーの森」を敬っていないことの証明だ…………
そんなに君は偉いのか? 君はこの恵みある「アウヤンプティーの森」よりも偉いっていうのか?


『STEEL BALL RUN』7巻 「#31 スケアリー モンスターズ その4」より)

ぼっこりじいさんにはこれくらいのセリフを決めてもらって全力で諸兄さんをたたき潰してもらいたかったです。
タバコのポイ捨ては恥ずかしい行為なんだと自覚していただきたいものです。


・くそ あばらが何本か いったな

まさかとは思いましたが、諸兄さん、あばらが折れた後で真の力を発揮しましたよ。
これは矢吹先生に捧げるオマージュと見るべきでしょうか? かがみさんがどう思われているのか興味深いところです。


・偉大なNo.2になりたい男がいてもいいだろ オレは世界一の裏方を目指す

なるほど、「一番よりNo.2!」これが橘 諸兄の人生哲学 モンクあっか!」というわけですね。


でも、それなら、アウヤンプティーの悪魔に囲まれたときに、

こ…こいつはかなわんぜッ!
おれひとりじゃ完璧不利!ここは逃げて次の機会を待つぜ!

とかいって逃亡しなくっちゃダメですよ(なにがどうダメなんだか……)。



●デスノート

今週号の展開には心底ガッカリしました。
これじゃあ、話の都合で何人かリタイヤさせましたという意味しかないじゃないですか。

なにより、某パンツマンガでもそうでしたが、なにもしなくても勝手に都合のいい展開になってしまう主人公って、見ていてちっとも好感が持てません。


・だ…だから 洋服は ともかく… 下着を脱ぐ時だけはその毛布を巻いてからにさせて…………

ノートの存在を知っているメロがこんな手に引っ掛かるという時点で、「作者の都合(ギターを落としたという意味ではなく)」しか見えてきません。
メロの、目的のためには犯罪をも厭わないというキャラクターにも、ワーミーズハウスで1、2を争う知能程度にもまったく合致しないご都合主義ばかりが浮き彫りにされているように思えます。


……ガモウ先生。お願いですから、もっとキャラクターに愛着を持って作品を構築してください。



●テニス様

・危ないっ 照明が…!!!

大爆笑でした。
ずるいなぁ、許斐先生は……。どんな展開もスーパーギャグに変えてしまう世界を用意しているんですから。

同じギャグマンガ枠を競いあっている大亜門先生のファンとしては、スマッシュヒットしつづけるネタの数々に気が気じゃありませんよ。


・な 何て クレイジーな野郎だ……

冷静で的確なはずツッコミも、紙一重を軽々と突破してしまった天才・許斐先生の自戒の言葉にしか見えません。
住む世界が違うという人って、やっぱりいるんですね。



●こち亀

・予算が10億円余ったから決算で全部使っちまおうって訳だ!

ええっと……、最近のこち亀でとくに顕著ですが、ジャンプ編集部には、読者に警察機構を嫌わせてしまおうとする方針でもあるんでしょうか?


でも、いくら不快感を他の方向に煽ってみても、作品その物を好意的に見られるわけじゃないんですよ。
むしろ、不快感の相乗効果でムカムカするだけです。



●タカヤ

幻覚とか夢オチとか映研のセットとか、なんとか展開の説明のつくことを期待していた今週号のタカヤですが、あいかわらず読者はおいてけぼりのままです。


この斬新なだけの展開の理由についてちょっと考えてみましたが、これはもしかすると、坂本先生が愛用されているコミックスタジオがコンピュータ・ウィルスに感染して、エセファンタジー系の出力しかできなくなったということではないでしょうか。

このウィルス、仮称「engine.O.virus(和名:炎刃王ウィルス)」の一番厄介な点は、表示画面から催眠効果の高い光を発することでパソコン使用者の頭を取り返しがつかないほど錯乱させるところにあり、作者も編集者も自分がなにをやっているのかわからなくなる……と考えれば、この一連の展開にも筋道だった説明がつくと思われます。


・第1話 突然はじまる物語(ストーリー)

ネウロのドーピング・コンソメ・スープやテニス様のオーラでも思いましたが、「一歩踏み越える勇気」を持った人には勝てません。
ただ、前者2つが作品の世界観を深め、オリジナリティを高めるために大きく役立ったのに対し、炎刃王ウィルスは現時点では作品を四次元的に迷走させているだけという違いはありますが……。



●目次コメント

・逆にコードレスじゃない方が良い電化製品はあるのかと考えてみたらなかったです<つぐみ>

それはたしかに……。コードがなければ、乾燥機つき全自動洗濯機も持ち運びに便利になるでしょうし。充電式の布団乾燥機とかエアコンもアウトドアで高い需要が見込めそうです。
白物家電業界には、さらなる努力が要求されますね。


・ビーズ×大槻ケンヂのライブに行く。共に今年40歳。カッコイイ40歳達だったな<京介>

ビーズってカタカナ表記されると、どうしても、きれいな白さとスズランの香りでおなじみの洗濯洗剤が思い浮かんでしまうんですが……。
同じ3文字だし、アルファベットの方がはるかにわかりやすいのに、集英社の中では、なにかB’zと表記してはいけない決まりとかあるんでしょうか?


●(株)ポニー 通販ページ

ハイテクゴマ

> 軽く右に回すだけで、連続で約4時間止まる事なく回り続ける、超常現象的なコマ!
> 仕掛けは、携帯××の×××を×××へと応用した現代技術の屈指物
> 各々のLEDフラッシュと共に回る、美しさと不思議さの虜となってしまいます。


「携帯××の×××を×××へと応用」の部分が、意味もなく気になります。
多感な思春期の少年が主購買層であるはずの雑誌にこんな淫靡な広告をつけていいんですか?

 『ジョジョの奇妙な冒険』46巻「クレイジー・D(ダイヤモンド)は砕けない その1」より

太臓もて王サーガ」と「いちご100%」ッ!


この世にこれほど相性のいいものが あるだろうかッ!?



このためにジャンプは「パンツマンガ」を掲載していたなんて………!!


それをぼくたちがネタにしてしまったなんてッ!


大亜門先生が初代もて王に捧げたオマージュを目にして、私はあふれる涙を止めることができませんでした(笑いすぎて)。
やっぱり、パンツ100%は(ある意味)偉大です。